エンジェル田中のホボ毎日記

☆私たちは何を知り、何を祈り、何を伝えるべきなのか? 大衆伝導師“エンジェル田中”が語るレアな聖書メッセージ!

Japan Revival Network Ⅳ (霊的復興への具体的アプローチ)

2011年10月31日 | 日記
 1).日本のリバイバルは必ず起こり、それはキリスト再臨の準備に向けて大きく用いられる。何故なら、かつて日本ほどクリスチャン国家であった国はなく、日本ほど徹底した迫害が行われた国もないからである。本来、福音は日本人の気質に合っており、日本の地で流された殉教者たちの血が、決して無駄に終わることはない。

 2).日本宣教は、今迄多くの外国人宣教師たちの働きによって開拓され、特に戦後は、多くの韓国人クリスチャンたちの祈りと協力によって支えられてきた。しかし、日本最後のリバイバルは、基本的に日本人の手によって成されなければならない。そのためには輸入ものの宗教概念からの脱却(仏教セミナーはその活動の一つ)と、日本のゴスペルの活発化が必要不可欠である。

 3).人間の本性は『霊』にあり、『この世は霊的世界(戦場)』であるという事実を、人々にどう語るかが、日本宣教への鍵となる。

 4).交わり、癒し、カウンセリング等は、あくまで伝道のための一つの手段(道具)であり、教会の本質的な使命は『イエスが主(人生の主権者)』であることを伝えることにある。

 5). ある一つの教理・教派が日本にリバイバをもたらすことはない。逆にそれは宣教の妨げとなる。多くの日本の教会は、人のための教会でなく、教会のための人となっている。また、牧会者たちも自分の教会のことだけで手いっぱいで、日本全体(宣教)のことまで頭が回っていない状況にある。今、求められていることは、教理・教派を越えたクリスチャン一人一人の霊的覚醒と、日本の霊的復興という、同じ一つの目標を持つ者同士による協力体制の構築である。

 6). リバイバルしている教会は例外なく、『家の教会』の集合体である。ところが日本の教会は、家の教会がほとんど機能しておらず、そのための学びすらされていない。家の教会は人々を救いへと導く窓口であり、祈る力を失った人たちをも救う事が出来る共同体だからである。(マルコ2:5)

 7).今、被災や放射能によって人々が離れている東北の被災地にこそ、新しい教会(日本初のChristian City!!)構築の必要性と可能性が存在している。


万軍の主はこう言われる。お前たちは自分の歩む道に心を留めよ。山に登り、木を切り出して、神殿を建てよ。わたしはそれを喜び、栄光を受けると主は言われる。(ハガイ:7-8)



☆Good News Stationのメインページはこちら!

Japan Revival Network Ⅲ (日本宣教のバラダイムシフト)

2011年10月28日 | 日記
 『Cirque de Soleil』が誕生したのは、サーカスが完全に斜陽産業になっていた1984年のことである。カナダの一介の大道芸人が、誰も予想し得なかった世界的大成功を収めた理由は、非常にシンプル且つ大胆なアイデアによるものだった。彼はあえて、一般の人々がサーカスに対して持っているイメージの全て逆のサーカスを企画したのだ。Cirque de Soleilには、動物は出てこないし、決して子供向きではないし、チケットも手に入りにくく、しかも高額である。しかし、彼らの独創性と高い芸術性は、今も全く衰えておらず、30年近く経った今も、世界中で幅広い人気を保っている。

 さて、世界宣教において日本は、「Un-Reached Country」 の一つに数えられている。つまり、未だ福音が届いていない国として扱われているのである。それは単に小数だという意味ではなく、たとえ、0.1%であっても、翌年に0.12%と僅かでも延びていれば、Un-Reached にはならない。ところが日本は、少ない上に更にクリスチャン人口が減少しているのである。

 良くない喩かも知れないが、もし、日本宣教が企業プロジェクトだとしたら、これほど長い時間をかけ、ありとあらゆる方法を試み、にも関らずこれほど成果が見られない企画は、とうの昔に閉鎖されている。つまり、日本宣教は、その人為的方法においては根も策も尽きてしまった状態なのである。

 おそらく私たちが考え得ることは既に先人たちが祈り求め、実際に行なって来ているはずである。ただ少なくとも言えることは、現状のままでは何も始まらないということ。今までと同じ事をやっていてもダメだということ。つまり、これからの日本宣教においては「パラダイムシフト」が必要なのである。

 パラダイムシフトとは、従来の方法の拡張や改良ではなく、今迄とは全く異なる発想転換とアプローチだ。もっと言うと、今迄日本の教会がやって来たこと、また、一般の人々が日本の教会に対して持っているイメージの全く逆のことをすれば、何かしらの糸口が見つけられるのではないだろうか?

 神の召命に立った牧師は、いつも今回の説教が最後になるかも知れないという意識でメッセージを取り次いでいる。そしてそれは決して“つもり”ではく、いつかは必ず現実となる日が来るのである。もし今日があなたにとっての最後の日であるとするならば、あなたは今日行う予定のことを、やはり同じように行うだろうか?世の中の雑音で、内なる神からの声を聞き逃すことのないように。そして、神があなたに与えられた使命に立つ勇気を持つことが大切である。(つづく)


あなた方が私から学び、受け、聞き、また見たことを実行しなさい。そうすれば、平和の神があなた方と共にいてくださいます。(ピリピ4:9)



☆Good News Stationのメインページはこちら!

Japan Revival Network Ⅱ (崩壊した日本の4つの神話)

2011年10月26日 | 日記
1). 会社神話:就職出来れば大丈夫。
2). 不動産神話:家を持っていれば大丈夫。
3). 円神話:貯蓄さえあれば大丈夫。
4). 日本神話:日本に住んでいれば大丈夫。

 3-11以降、この4つの神話が日本で総崩れとなった。(4の日本神話の中には、今迄絶対に安全だと言われ続けて来た『原発神話』も含まれている) その結果の一つとして、日本は世界で最も中高年の男性が自殺していると言う現象が発生している。

 日本の自殺者数は、1997年の24,391人から、1998年に32,863人へと急激に跳ね上がり、以来、自殺者は毎年8千人以上増加し続け、その増加した分だけで、現在に至るまで累計10万人の死者が出ている。彼等は45歳から64歳までの中高年の男性である。

 県別で見てみると、自殺率が高いのは、秋田、岩手、青森の東北3県である。今回の災害で東北の人たちが、一つの強い共同体の「絆」で結ばれていることが、世界中の人たちに示された。しかし、その絆も自殺を止める理由にはなっていないのである。

 中高年男性の最大の特色は、経済的リスクが彼らの年代層に集中していることにある。また、東北3県の特色は、高齢者が多く、県民所得が少ないことがあげられる。つまり、経済的要因が自殺の原因の一つであることは否定出来ない事実である。

 ところが、彼らが自殺する理由を、一概に『失業』だと断定することは出来ない。何故なら、失業率が高く、経済的に不安定な国は、日本以外にいくらでも存在しているからである。例えば、日本の失業率5%に対し、米国は10%、スペインは20%。ギリシアに至っては国自体が破綻した。しかし、米国やスペインやギリシアで自殺が社会問題となっていることはない。

 また、近年日本では『無縁社会』という言葉が流行語になったが、身より頼りもなく、一人で『孤独死』する人たちは、毎年自殺者とほぼ同数である。そして今、震災によって家族も資産も仕事も失い、あてのない仮設住宅暮らしの人々が20万人以上。そして彼らと同様、希望を失い、生きていく術を知らない膨大な数の人々で日本は溢れているのである。

 日本人であろうが、韓国人であろうが、初めから「死にたい」などと考えている人は誰もいない。ところが、日本には社会のレールから外れると、自ら死を選択せざるを得ないという、強力な暗闇の圧力が存在している。それは一つの集団が、一つの精神的・物理的な空間に閉じ込められているという日本独特な閉鎖的世界である。

 サタンはそうした閉鎖的(ある意味真面目な)心理を巧妙に利用して、日本人を破滅に追いやっている。問題は、そのような世界と全く対極にあるはずの教会をも、その閉鎖的世界の影響を受けていることだ。一般の日本人が教会に対して、「真面目」とか「清廉」と言ったイメージがあっても、「喜び」、「自由」、「命」と言った教会の本質に関する言葉が全く出てこないのは何故か?

 多くの教会が、自分たちの主義・主張に囚われ、人のための教会ではなく、教会のための人となってしまっている。また、礼拝メッセージも、一般の人々に対する「喜びの良い知らせ」ではなく、信徒たちの勉強(修行)の場である。

 一つの教理や教派が、日本にリバイバルをもたらすことはない。今、求められているのは、教派や教理の壁を超えたクリスチャン一人一人の霊的覚醒である。このことは、口で言うほど簡単なことではない。今迄ずっと続いて来た事を変えるには、大変な忍耐と、避難中傷や誤解に揺るがせられることのない信仰(信念)が必要だからである。

 光が輝くためには燃やされることに耐えなければならない。しかし、そのたった一つの火種が一つの街を燃やし尽くしてしまうように、神の召命に立った揺るがせられない一人を、神は探しておられる。日本のリバイバルは、日本人の救いのために自分の命を投げ出す覚悟がある者たちによって、始められるのである。(つづく)


あなた方がこれらのことを知っているのなら、それを行なう時に、あなた方は祝福されるのです。(ヨハネ13:17)



☆Good News Stationのメインページはこちら!



Japan Revival Network Ⅰ(日本リバイバル最後のチャンス)

2011年10月18日 | 日記
 1549年、サビエルらの宣教によって、当時2千万人足らずだった日本人の内、少なくとも60万人がクリスチャンに回心した。しかし、彼等は秀吉までに20万人、家光までに40万人殺害され、以後、250年間にわたり、五世代にわたる五人組み制度などの徹底した駆逐制作によって、日本のクリスチャンはほぼ壊滅状態となった。

 1873年、キリスト教解禁令が解かれた明治と第二次大戦後の二回、海外宣教師たちの働きによって、日本のクリスチャン人口が飛躍的に増加した時期があった。しかし、現在日本には約8千の教会、約40万人の信徒、約20万人の日曜礼拝出席者で、戦後と比較しても数的には逆に減少している。クリスチャン人口0.2%というのは、アジア諸国の中でも最も低い数値である。

 このような状況を見かねて、韓国や南米などの名だたるリバイバリストたちが来日し、数年間にわたって宣教活動を試みた。しかし、そのどれもが失敗に終わっている。更に多くの宣教組織は、日本を対象国から外している傾向にある。何故なら日本に一人宣教師を送る費用で、アフリカや東南アジアには5人送ることが出来るからである。今や日本は『宣教師の墓場』と評されるほど、非常に宣教が困難な国と言われている。

 現在世界では、毎日4万人以上の人々が救われ、同時に20世紀には過去全てを上回る数のクリスチャンが殺害された。また、今世紀に入り、数万人単位の命が一度に失われる大規模な自然災害が世界各地で起っており、日本でも、2011年3月11日の大震災で死者2万人、被災者40万人、更に日本中が被爆するという事態となった。世界は今、イエス再臨の最終ステージに向かって、刻々と進んでいるのである。

 ところが、被災後半年もしない内に人々の緊張感は消え、日本の教会からは革新的な動きを何も見ることは出来ず、ただ漠然とした不安感だけが日本中を覆っている。「どうして?」、「誰のせいで?」、「何時になったら?」これ等は全て不毛な質問であり、もはや日本は政治が悪い、教育が悪い、教会が悪い等と言っている事態ではない。

 ノアの洪水、ソドムとゴモラ、AD70年のエルサレム崩壊然り、主は何の予告もなく、災害が降るのを許されることはない。今回の東日本大震災は日本人に対する最後の警告であり、日本を霊的に復興させるラスト・チャンスである。今、私たちにとって大切なことは、教理や教派を越えたクリスチャン一人一人の霊的覚醒と、日本の霊的復興という、同じ一つの目標を持つ者同士による協力体制の構築である。(つづく)


あなた方の内で働いて、御心のままに望ませ、行なわせておられるのは神であるからです。(ピリピ2:13)



☆Good News Stationのメインページはこちら!


仏教セミナー in Los Angeles

2011年10月10日 | 日記


9日の午後2時からスタートし、当初2時間の予定だったにも係わらず、終了したのは夕方6時過ぎ。3つのセッショントータルで参加者およそ100人、約4時間ビッチリのセミナーであった。感動の盛り上げ役を引き受けてくれた旧友、マッキー&NCM2をはじめ、思わぬ人たちが参加してくれ、終わった後もみんな笑顔満面の挨拶(中には涙ぐんで手を握ってくれた人もいた)をしてくれた。それは、参加してくれた一人一人内におられる聖霊様が、ベトザタの池を動かしたように、皆の魂を揺れ動かしてくれたのだ。 アタシは明日、日本に戻らねばならないが、また再会出来る日を期待しつつ、主に感謝