今日、管首相が、日韓併合100年を機に、日本国政府としては初めて、韓国に対する公式謝罪を行なった。韓国政府はこの声明を受け、「今後の対応に期待する」と応えた。以下、管首相が発表した要旨である。(8/10/10 産経新聞)
一、韓国の人々はその意に反した植民地支配によって国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられた。
一、植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛に対し、改めて痛切な反省と心からのおわびを表明する。
一、これから100年を見据え、未来志向の日韓関係を構築する。在サハリン韓国人支援、朝鮮半島出身者の遺骨返還支援など人道的な協力を実施。日本政府が保管する朝鮮王室儀軌などの図書をお渡ししたい。
一、日韓両国は東アジア共同体構築を念頭に、地域と世界の平和と繁栄のためにリーダーシップを発揮するパートナーだ。
「失望した!何故、今更謝罪などする必要があるのか?」、「失望した!こんなことで謝罪したことにはならない!」 といった圧倒的失望論の中、戦後65年を経て、クリスチャンである李大統領政権下で、とにもかくにも、日本の首相が謝罪をしたことは、非常に大きな意味を持つ。
何故なら、日本にリバイバルが起こる前に、日本がしておかなければならないことがいくつかあり、その一つが、日本が韓国に対して公式謝罪をすることだったからである。(勿論、今後の対応が問われるが)
そしてもう一つ、特筆すべきことは、今年の原爆平和式典に、アメリカが初めて公式参加したこと。これも、アメリカの世論は大反対の渦であった。いずれにせよ、何をしても反対する人間は必ずいる。しかし、人生、謝るが勝ちなのである。
GNSのメインページはこちら!