小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

狸と金魚

2011-08-13 23:59:06 | 広島の生活
 
 
 惚けるとタヌキに化かされる

周防大島は妻の両親の故郷。
年に1度はここをを訪ねる
昨年は行けなかったので,
8月12日,墓参のため
1年8ヵ月ぶりに訪れたが・・。

 まだ,最初のミスは許される。
慣れない自動車道を使ったのは良いが,玖珂ICて降りたところから道に迷った。
なんだか違う,と感じながら到着したのが柳井市。ここで金魚祭りに出会った。
6日から13日までということであったが,何故,柳井が金魚なのかは,
市のホームページをみても分からなかったが,今朝になって,
今朝になって「対岸の周防大島が金魚の形だから」と自分なりにこじつけた。

 海岸沿いに走ればいい,と思いながら市内を迷走。
難とか大島大橋を渡ったが,久賀町内で花を求めたのが第2の失敗。
ここで,
 河面をのぞくと,
 膝まで水深に
 『ボラ』の大群。
 30~40Cmの食べ頃。
 この町に住めば,
 おかず代はただだ,
 よからぬことを考えながら走って,また道に迷った。
タヌキが多くてミカン農家が困っている,とは聞いたが,島外の人間にも悪さをするのだろうか。
使い慣れないナビも変な方向を向いていた。

 寺に到着したが,移動させた墓の位置が確かでなく,住職に尋ねると,
「確かこれでしたよ。こないだもお参りに来ておられましたから」
だが調べると親戚の名前が書いてある。
家内は叔父に電話し,懐中電灯で調べると隣の墓であった。
あの住職も何となく似ていたが,と自分の不徳を隠してこれもタヌキのせいにした。

 腹が減ったので,迷った道で見つけた『お侍茶屋』に寄ったのが次のミス。
『袖の下』
 とか,背景は小判で
 『何卒ご便宜を』
 などのお土産品を横目に食事。

 しばらく走っておかしいと気付いた時には
 金魚の尻尾に向かって逆走していた。

 這々の体で自宅に逃げ帰ったのは深夜。
 ビール1本で酔っぱらってしまった。

 極めつけは,書き終えて投稿したところ,画面が真っ白。
 インターネットにつながっていなかった。

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2 コメント

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ネットで見つけました (中農)
2011-08-15 20:46:15
島爺さんは道に迷っても楽しんでいますね。

金魚ちょうちん とは、柳井市の民芸品。
今から約150年前に 地元の人が青森県の「ねぶた」をヒントに
柳井の伝統織物「柳井縞」の染料を用いて創始したと言われているそう。
http://tabetainjya.com/archives/cat_21/_20113000/


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よく分かりました (島爺)
2011-08-17 22:28:25
中農さん,さすがですね。
よく分かりました。
柳井市のホームページでもはっきりしませんで,
金魚の形の島・周防大島にあやかったものと,
勝手に想像していました。
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