小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

仕分け作業は大変だ

2009-11-29 22:16:26 | 島の生活
 開き始めた水仙
 イヌのちんこか?
 農業塾OB,白木農園のメンバーは真面目だ。
 雨が降りそうだからと連絡の取れた数人で黒小豆の収穫をし,自宅に持ち帰りハウスで乾燥。そのあげく,奥さんに手伝わせて,莢をシゴクのに手袋が破けるまで作業をさせる。
 かと思えば,収穫した蕎麦に小麦や古米が混じっているからと,製粉所に通いながら,これまた奥さんに手伝わせて夜なべで分別作業をしてくれた人もいる。
 なかなか真似ができないことだ。

 島には大豆を2袋(40㎏)預かり廊下で乾燥している。今回は黒大豆をやはり2袋預かった。瀬戸内の島とはいえ午前中は寒い。選別の真似をすることにしたが・・・。 最初は床の上で,次には手に取って,結局,盆に広げて選別した。
適当に盆を揺すると,成熟したものはコロコロと軽やかに流れ,未成熟や虫食い,割れたものは分別できるが,1袋に半日かかった。
 そういえば,以前,チンコの球を数えるのにこんな作業をやってたなあ。
国の仕分け作業も大変だが,大豆にしてこれだから,あの小さい蕎麦の仕分け作業の大変さが少しだけ理解できた。

 収穫したときには綺麗そうだったが,袋から出してみると,黒大豆は意外と傷物が多い。成熟するのも遅かったが,味がよいこともあってか,虫食いが多い。

 菜園場の水仙が咲き始めた。庭の山茶花も散っている。いつの間にか季節は変わっている。皇帝ダリアだけは屋根より高く花をつけている。姉が,家にいるときは気付かなかったが,墓参の帰りに分かったと。本当に「首が痛くなります。ご注意」の看板が要りそうだ。

 さてサツマイモ。イノシシが掘り返していたので期待はしていなかったが,それにしてもひどい。お酒をくれたM市のTさんが甘藷を作ってくれていてよかった。とても人様に差し上げるよな物はない。被害に遭わなかった1本に大きいのが2個あっただけで,あとはまるでイヌのチンコだ。こんなことを言ったら,犬が怒るかもしれないなあ,
「僕のは,さわれば大きくなるだけマシですっ」
って。
 落花生も,味を覚えたらしいマミ(穴熊?)がほじくっている。
やる気をなくして途中でやめた。ちょっといじくったから,次までに大きくなってくれるかな。
 パチンコの玉にあらず,大豆です
 傷物の多い黒大豆