Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

「アカルイミライ」黒沢清

2007-09-09 18:53:51 | cinema
アカルイミライ 通常版

メディアファクトリー

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2002日本
監督・脚本:黒沢清
音楽:パシフィック231
出演:オダギリジョー(仁村)浅野忠信(有田守)藤竜也(有田真一郎)笹野高史 (藤原)


これもまた面白かった。と節操なくどれもこれも面白がっている最近のワタシですが。

たまたま前の日にみた「花とアリス」の女の子ワールドと鋭く対置されるように、「アカルイミライ」では、とことんまで閉塞し閉塞し閉塞しきった果ての男の子ワールドなのだ。偶然ではあるけれどこの2作品の振幅の大きさをフルレンジで内包するのが今、21世紀の初めの日本なのだと実感する。

それでも「アカルイミライ」は観る人を選ぶのかもしれない。
友人ともいえない関係にあった男から託されたクラゲが、真水に慣らされ、地下水脈に逃げ出して、繁殖し河にあふれ、海を目指して移動する?
この暗喩もロマンも拒否したシチュエーションに理屈抜きでやられてしまう人であるなら、不法投棄の粗大ゴミを拾い集めて売れる当てもない再生品をつくる仕事をする人間の現実にも同じくやられてしまうだろう。
説明抜きで配置される毒に侵される人こそがこの映画を理解するだろう。

で、そういう人は日本にはいっぱいいそうに思う。
そういう人が映画を観るかどうかはわからないけれども。
かつ、そういうひとがいっぱいでも多数派かどうかはわからないけれども。

***

人物が立ち動く東京の景色をよく選んでいると思う。
風光明媚な都市の超外面はあからさまに避けられ、
さりとて人間の暗部ともいえる猥雑な景色を選ぶでもない。
どこにでもあるけれど理由なくいたたまれなくなるような、人を拒絶するような場所をうまく選んで撮られている。

棄景。

うすよごれた河川のカミソリ堤防、電線のはり巡らされた電柱のある家並み。方形でない敷地に立つ工場、ゴミだらけの河川敷、雨の降るくらいオープンカフェ・・・
主人たちの住む家からして、そこは住処らしさを欠いている。その部屋に人がいる風景に違和感を覚えるほど。

「叫」でもそうだったが、黒沢清というひとは、棄景のエネルギー、というか、むしろ正負のいずれにも力を感じない無の風景を撮る才能があるだろう。
この映画は無の風景の恐ろしさで成り立っている。

そのなかでぎょっとするほど異質なのは、むしろ「普通」の風景。
藤原の家。普通の家庭の風景を振り返るショットの気持ち悪さ。あるいは妹の会社。ありきたりなオフィスの風景のあまりの違和感。とてもこんな「普通」の景色では生きていけない。そんな主人公のぎりぎり感を、風景の対置で観るものに肉感させることに、この映画はおそろしくも成功してしまっている。

あ~こわ。

あそうか、映画はホラーだ、というのはこういうことなのかもしれない。怖さをあばきだしてしまうこと。それを避けて通るとなにかが違ってしまうこと。

****

主人公が後半の少年たちではなく、オダジョーであり藤竜也であることも絶妙であると思う。少年たちは閉塞の中を被虐的に楽しんでみせる新世代なのかもしれない。彼等を主人公にすればいっぱしのジェネレーションドラマが出来上がるだろう。
それにくらべて主人公たちは、閉塞があるのみで、なにごとにも帰属も参入もできていない。彼等はドラマを紡ぎ出すことができない。物語に回収できない存在が主人公である時点で、この映画にもうひとつのおそろしさが仕込まれているように思える。


黒沢清。おそるべし。
昔「スウィートホーム」を観てちょっと苦手だと思って以来近寄らなかったが、認識を改める時が来てしまったよ。

***

オダジョーも浅野もそんなに好きではないが、この映画ではよかった。
笹野高史は好き。あの顔が。

パシフィック231は蓮○先生のご子息がやっているユニットですね。



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「花とアリス」岩井俊二

2007-09-08 02:21:52 | cinema
花とアリス 特別版

アミューズソフトエンタテインメント

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2004日本
監督・脚本・制作・編集・音楽:岩井俊二
出演:鈴木杏、蒼井優、郭智博

オジさんがにこにこ観る映画じゃないよなあと思いつつも、しっかりしっとりさせられながら鑑賞。

これまた面白かったなあ。
すごくよく考えられているのに、ただそこにある空気をふんわりと映したような。
言葉少なでぶっきらぼうなたたずまいを、緻密だけれどジャンプカットのような荒さをのこす編集で紡いでいって、そういうぎりぎりを歩みながら、でもその時々の心をぎゅっと観るものにダイレクトに伝えてしまう。そんな映画。
これはよほどの勘のよさがないとできない。感性の技の世界。

**

花のいきあたりばったりの大芝居にまきこまれるアリスは、マー君の記憶を取り戻そうと努力する元カノを演じるんだけど、会ううちにマー君とアリスは互いに惹かれはじめるんだ。
アリスがマー君との思い出と称して語る捏造したエピソードが、離別した父親との思い出をなぞっていることもなんとも心憎い。

海辺でのトランプ(風で飛ばされる)。二枚あったハートのエース。ふともれる本当の気持ち。心太で露呈する嘘。別れの中国語。父親の思い出とマー君への気持ちがオーバーラップする。いいねえ。

結局アリスは自分の気持ちをそっと押し殺して、マー君に気持ちを伝えることなく、花との友情を大事にするんだ。でもそれは悲劇的でもこれ見よがしでもない、花とアリスは今日も昨日と同じようにさりげなく友だちだ。いいなあ。

一方でマー君は、嘘がばれたあとも、アリスに惹かれたという気持ちは大事にしながら、でも大嘘を仕組んだ花の気持ちもちゃんとみていて、結論ははっきりと出ないけれどもしかしたら花を受け入れるのかもしれない。そのやさしい気持ちが帯を巻く手つきと舞台上のケツ出しを交えて(笑)さりげなく画面にあふれる。編集の妙技。

「マー君が花を好きだといったという事実はありません」、とたどたどしく告白する時の花の顔のアップはすごい好きだ。あんなにくしゃくしゃでいとおしい顔はない(こともないけど)。アリスと幸せになってねというときの断腸の思いと、そのあとのマー君の受容を受けた意外な気持ちの両方を、アップの顔だけで演じ分けた鈴木杏ちゃんはなかなかの役者だよな。

顔といえば、嘘がばれた瞬間のアリスの顔の変化もそれに対抗できるくらいよい。ごめんなさいを鼻つまんで言うのは蒼井優の技か?

バレエのみんなで写真を撮るところとか、妙に距離をおいて座るボートでの会話とか、お父さんの万年筆談義とか、携帯の中国語とか、花がマー君のかばんにハートのエースをみつけてヨロヨロになるところとか、巨大アトムとか、アリスの家の惨状とか、あともちろんラストのバレエシーンとか、好きなシーン満載。

脚本から撮影から編集から主役二人のスーパーナチュラルな演技から、すべてが、露光がたり過ぎていたり足りなかったりする恋の一幕の空気をかもし出すのに一役かってできあがっている、エヴァーグリーンな映画だったですわ。好き!


やっぱ若いっていいなあ(自爆)


テリー伊藤がこわかった。
かれは最近目を治したので、あの怖さはもうだせないかも?
(そこだけリンチ的)


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「ヤンヤン 夏の想い出」エドワード・ヤン

2007-09-07 13:58:38 | cinema
ヤンヤン 夏の想い出 [DVD]

ポニーキャニオン

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A ONE AND A TWO
2000台湾/日本
監督・脚本:エドワード・ヤン
出演:ジョナサン・チャン、ケリー・リー、イッセー尾形、ウー・ニエンジェン、エイレン・チン


さきごろ亡くなったエドワード・ヤン(楊徳昌)の遺作(たぶん)を観る。

これは見事な映画という一言に尽き、どのような言葉もそのすばらしさを語りえないように思えてしまう。

とにかく表現や題材の引き出しの多さが尋常でなく、しかも繰り出すエピソードは全体にしっくりと溶け込んで、かつどこかで必ず発展し帰着を見る。この全体を制御する意志に感動するとともに、その意志が説話的でなくどこまでも映画的であることに驚きを感じるのです。

これはもう機会があったらぜひ観てみることをオススメするばかり。

******

儀式(結婚式)ではじまり儀式(葬式)で終わるというセンスも秀逸だし。
最後の儀式が導かれるそもそもの始まりが冒頭の儀式のなかにあったわけで、おばあちゃんの末期という物語が作品全体を一本貫いている。

が、しかし、それが作品の本筋というわけではない。
無数の物語が作品を貫いていて、どれにも中心となる特権を与えられていない。そのくせ手抜きがなく、起き上がったエピソードにはすべて発展と帰着がある。登場人物すべてに起承転結が、すなわち成長があるのだ。

村上春樹がよく「総合小説」というようなことを言うが、この映画も「総合映画」なのだと思う。
エピソードをひとつひとつ抜き出してじっくり味わいたいところであるが、とてもここで列挙することは出来ない。残念であるが、ともかく観るに若くは無しということで。

****

と、エピソードの非特権的充溢という点にのみ注目しても十分に魅力的なのだが、たとえば繰り返し現れる真っ赤なエレベータホールのアングルや、やはり繰り返しあらわれる室内の廊下を見通すアングルなどに、なんとも言いようのない映画的なセンスを感じるのです。(廊下の突き当たりにはおそらくボブ・ディランの写真が掛けてあったりするのもよし。)

隣家の少女が弾くチェロのチューニングする後姿、とか、イッセイ尾方の心地よい日本語訛りの英語、とか、熱海(たぶん)の夕暮れ朝方の非日常感、とか、脳裏にすっと入り込んで残る映像と音が心地よい。

彼らの日常が小市民的でありすぎるとか、いろいろと批判の観点はあるかもしれないが、少なくともある視点での生の全体をふわりと捉えた稀有な作品だと、わたしは思う。

*******************************

エドワード・ヤンという名は以前から気になっていたが、実際観るに踏み切るにあたって背中を押したのは、監督が亡くなったということもあるが、某所で蓮実○彦大先生に「未見の者は反省するように」とのお言葉をいただいたことが大きい。
どのようなバイアスがかかりどのような結果に陥ったとしても、蓮○先生の後ろについて行ってつまらないことはないというのが、経験的な教訓である。
ただしこの映画の謝辞に蓮実重彦の名前があったこともまた見逃せないことのであるけれども(笑)

***

余談だけれど、ヤンヤンがふと無邪気に発する哲学的な問い。(物事は表側しか見ることができないね、というような主旨だったと思う。後にラスト近くに思いがけなく彼が撮影する写真により答えが導かれる)
このエピソードは、村上龍「半島を出よ」でも北朝鮮女性兵士の幼少の頃のエピソードとして登場する。一種の儒教的世界観として通底しているのかもしれないな。

と同時に今読んでいるリサ・ランドール「ワープする宇宙」でも、われわれが3次元世界を認知するにあたって実は2次元世界しか認知していないという話が出てきていて、いや~、世の中なんかいい感じに繋がっていく。

***

あと、タイトルが・・・・
全然ヤンヤン(だけ)の物語ってわけじゃないのですのに・・
でも原題の直訳では日本語にならんしな・・・



語る言葉がないといいつつ長文になるワタシ・・

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佐藤真監督が

2007-09-06 17:40:39 | cinema
亡くなったようです。
記事を丸々引用します。


(読売新聞 - 09月05日 21:22)

 ドキュメンタリー映画監督の佐藤真(さとう・まこと)さんが今月4日、東京都板橋区内の団地で転落死していたことがわかった。49歳だった。

 映画会社シグロによると、佐藤さんは昨年、うつ病と診断され、先月31日に抗うつ薬の多量摂取で入院。今月4日午後、都内の別の病院に転送された際、突然近くの団地に駆け上がり、4階と5階の間の踊り場から飛び降りたという。

 佐藤さんは、新潟水俣病で知られる阿賀野川流域の住民の生活に2年間密着した「阿賀に生きる」(1992年)で芸術選奨文部大臣新人賞などを受賞。「エドワード・サイード OUT OF PLACE」(2005年)が遺作となった。


作品を観たことはまったくありませんが、サイードの映画は観たいリストに並んでいます。

ご冥福を。


エドワード・サイード OUT OF PLACE

紀伊國屋書店

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エドワード・サイードOUT OF PLACE
佐藤 真,中野 真紀子,シグロ
みすず書房

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頼りない始まり

2007-09-05 19:08:49 | diary
いよいよ職場に復帰する日がやってまいりました。
あと3ヶ月ある
あと1ヶ月ある
あと2週間ある
あと1週間ある
あと3日ある
あと1日ある
とか思っているうちにとうとうXデーは来てしまい、
のみならず過ぎ去ってすらしまったのです。
不思議だなあ。

第4の次元である時間というものの存在をいやがうえにもひしひしと意識せざるを得ないのでありました。

なわけで、復帰1日目。
なんと寝過ごして欠席しました(笑)
初日なのに欠席。
普通あり得ない。
あり得ないだろう。社会の成り立ちとして。
厳しい人なら反射的に叫ぶだろう。「這ってでも来いっ

そこはそれ、世の中のデファクトスタンダードに比べて相当に病人に優しい職場であることを幸い、長~い休暇をさらに一日おまけしてしまったのだった。

***

というのがおとといの話。
昨日は定時より30分以上前に出かけ白星。
今日はちょっと遅刻で△。(というか負けか)

明日は通院日でお休みです。

休暇の残り日数が半端なくやばいので、
今年中は石にかじりついてでも出勤(だけは)するのです



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猫沢エミLIVE-l'ete 2007

2007-09-01 02:38:33 | 猫沢エミ
8/31(fri)@代官山晴れたら空に豆まいて


猫沢エミさん久々のライブハウスでのライブ。
猫沢エミ・スペシャルナイト!的な充実したライブでありました。

なんといってもスタート20時から途中休憩をはさんでの2部構成
22時半くらいまで、全て猫沢さんのライブ。
いつもはトークなんかもはいったバラエティ構成だけど
今日は2時間半のみっちり濃密音楽ワールド。
ずっしりと楽しんでしまいました。

バンドもいつものメンバーで、ますますグルーヴ感いっぱい。
タイトなだけでなく、ほどよいばらけ感まで出てきていい感じ。
ウッドベースのいっぱいいっぱい楽器をならす感じにギターのカッティングが乗っかって、ドラムの繊細なハイハット技やらオルガンのうねりやらでもう後半は踊りだしたい気分(でしたがさすがにワタシの踊りはさぞ異様であろうと自制)。
客席の反応も後半がんがんでした。
う~ん
いいライブだったな。



今回、歌もいいんだけれど、コンガを叩く猫沢さんが実にかっこよかった
パーカッショニストとしても以前にもましてしっかり機能していて、ばっちぐ~。
PAでの音の拾い方が絶妙だったというのもあるけれど、猫沢さんの演奏に幅と余裕ができてきたということではないですかね。(もともとパーカッショニストとしてのキャリアが先なのでそういういい方も失礼なのかもしれませんが。)
Zo-wa-zo Oiseauxでのソロなんかいや。かっこよかったですわ。

歌の方はときどきひっくりかえったり、歌詞を失念されたりしつつも(ごめんなさい)、あいかわらずのキュートな世界で聴いてて脳味噌がとろとろになりました。なんというのか、フェイクをきかせるようなところというんですか、そういうところが前よりもぐっとうまくなってきていて、いやもう、やっぱり、いいなあ。

ときどき目をつぶってリズムに身をゆだねると、昔CDで繰り返し聴いていた音楽を今、生で聴いているというのがすごく不思議な感じがして、ひとりワンダーランドへトリップ



*****

夏の模様
Les Cafes
ミルクの冠
教授と私
ノワイエ
Mon Petit Chat
c'est vous sur le pont

Bath room
青い虫
Le monde(私の世界)
レントゲン
No Love Song
JANE
Concorde
Zo-wa-zo Oiseaux
Air FRANCHESCA

Marshmallow-Waltz
Mandarin World

****

サプライズはなんといっても「Bath Room」でしょう。
最初のコード進行がピアノで聴こえてきたらもう鳥肌。

それから「JANE」もこれまでライブでやってないですかね?どうかしら

「Air Franchesca」は「脳の中にある航空会社というイメージで」ということでした。ふ~ん、そうだったのか~

あとは~、
あ、そうそう。「bossa nova 1991: shibuya scene retrospective
compiled by 小西康陽」なるアルバムに収録されたという「No Love Song」。
この曲はたまたまiPodに入っていてよく聴いていたので。なんとなくうれし。

****

あとは~、菊地成孔(字あってます?)のVJをやっているというVJチームのパフォーマンスが初めと幕間(ってボキャ古いっすね?)にありました。オープニングのはサウンドも痙攣的ノイズの応酬で、密かにツボ。(でも疲れたけど^^;)昔あんなノイズを作って遊んでたよな~と懐かしく。。

↓Video画像



っつーわけで、ワタシ的には、こういう濃密なライブをもっと楽しみたい
アルバム「Broken sewing machine」全曲ライブ!とかはどうでしょうね??(笑)


猫沢エミについて詳しくはここ↓
Ou est mon chat?


【追記】
そうそう、終わってからギターの円山さんとちょっとだけ話をしていたら、ワタシが時々出てたライブハウスで円山さんはときどきサウンドをやっているということが判明。意外に近いところにいた円山さんでした。

【さらに追記】
そうだ、そうそう、この日「猫沢プレート」なるフードメニューが!!ワタシは頼まなかったんですが、作っているのを横目でみたら、なんと、猫沢さんのお顔レイアウトのカレーではないですか!(たぶん)今思えば食べておけば良かったな~~




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