おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(9月24日)はヒューマン・ギルドの研修室で第81期アドラー・カウンセラー養成講座 を行っていました。
懸念されていた台風による影響がさほどでもなく、開始時間前に受講者全員が揃っていました。
宿題についての発表、質疑応答に続いて、私は2週間前にこの世を去ったある精神障害者との出会いから別れまでの30年の交流をこの場だけの限定で語りました。
私がどれだけ彼から学んでいたかにも気づきました。
続く早期回想解釈では、3つのグループそれぞれがかなり高い解釈レベルに達していることがわかりうれしかったです。
久しぶりに行った傾聴のワークがありました。
「ディベートもどき」という自説ばかり主張するワーク。
「エンカレッジ式」という、みんなを巻き込むアイコンタクトを駆使し、最後は特定の人に見解を求める。
すると、その人は指名した人の見解を繰り返し、そこに自分の立場の見解を添えて同じやり方をする。
最後は、合意形成に近いかたちができ上がります。
この演習をすると、頓珍漢な人が数人目立つのですが、実に見事にやってくれました。
カウンセリングの演習では、瀧田知栄さん をクライアントとして7人ほどの人がカウンセラー役を務めました。
瀧田さんはプロのクライアントで、彼女のフィードバックはとても鋭くカウンセラー役の特徴を掴んでいます。
クライアント次第でカウンセラーが育つことを実感しました。
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