おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(8月28日)は、10:00~17:30にヒューマン・ギルドの研修室で秋季開催 アドラー・カウンセラー養成講座 の2日目を行っていました。
研修のメインは、アドラー・カウンセリングで欠かせないライフスタイル調査表の取り方でした。
2時間半かけて解説を加えながらデモンストレーションを行い、その後は2人一組でお互いに調査表を取り合う演習を行いました。
講師をしながら私はふと思いました。
アドラー・カウンセラー養成講座 の受講者たちは、まったく見知らぬ人たちが集い、学びの場に参加しながら、信頼・親密・水入らずの関係を構築し、ある種の共同体を構成していっているのではないか、と。
講座の中で自分の居場所を確保し、お互いに信頼し合い、他者に対してささやかな貢献を繰り返している場であることは間違いのないことです。
さらには、仲間と切磋琢磨することを通じて、本を読むことが1の効果であるのに対して、講座に参加しての効果が10倍であるという「アドラー心理学 効果1:10の法則」も体感しているのです。
実は、昨日はとても疲れ切っていて、オフィスにはタクシーで向かいました。
「歩いて地下鉄に乗って」という気分になれなかったのです。
ところが、受講者の顔を見ると、とたんに元気が盛り返して来ました。
私自身がこの学びの共同体の中で一番恩恵を被っているのは間違いなさそうです。
◆本を読むことが1の効果であるのに対して、講座に参加して仲間と切磋琢磨することの効果が10倍であるという理由を「アドラー心理学 効果1:10の法則」として5回書いています。
1.共通感覚(コモンセンス)が養われること
2.鍛錬につながること
3.記憶の長期化が見込まれること
過去5回の記事は、こちらをご覧ください。
第1回目 7月3日
第2回目 7月4日
第3回目 7月5日
第4回目 7月7日
第5回目 7月11日
<お目休めコーナー> 8月の花(19)