アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月4日)に2つの出来事からいろいろなことを考えさせられました。

1つは、20年前にご縁のあった会社から研修の依頼があり法人事業部営業統括マネジャーの目次 心さんと訪問し、その会社の代表者と2人のスタッフとと共に打ち合わせをし、計6回ほどの研修が内定しました。

その会社では、20年ほど前に芸能関係の学校を有し、私の娘がお世話になっていたことがあり、幹部クラスの研修も一度担当したことがありました。

ご縁が20年の歳月を経て復活したことになるわけです。


もう1つは、会社にかつて研修でもやりの取りのあったプレミアム会員のTさんから「今回をもって会員更新をいたしません。岩井さんにもよろしく」との連絡を竹内さちこさんが受けました。

その方は、70歳代の後半に入り体調も思わしくなく、身辺整理を始めているようでした。

離れるご縁を考えさせられた出来事でした。

気持ちとしては、その方に折り返しの電話をして長々とお話ししたい気持ちもありましたが、私は自分を抑えました。
ご縁があったときが花。そっと、そっと離れる関係もいいのではないだろうか、と。


ペルグリーノ博士は、ワークショップの時に数度、「肩に荷物を背負いすぎていませんか?」とクライアント役の方におっしゃっていました。

ペルグリーノ博士が日本を去る数日前に私がプレゼントの申し出をすると、「トシ、気持ちだけいただくよ。荷物にもなるし、私たちは周囲のモノをだんだん減らしているところだから」との返事が返ってきました。

その言葉に一抹の寂しさも感じながら、人生で足し算をすることだけを考えるのではなく、引き算で生きることの大切さを教わったような気がしました。

足し算をしながら周囲を満たしたとしても、そのうちのどれくらいが必要なものだろうか?
それよりも、限りある命の中で少ないものと
関わりを持つ方が満ち足りた生き方のような心境になってきた今日この頃です。

<お目休めコーナー> 8月の花(4)

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