おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(8月10日)には、7月26日(火)にツインリンクもてぎ内 ホテルツインリンクで行われた全国自動車大学校・整備専門学校協会主催の教職員夏季研修会にご参加の22人の受講者の感想文の1つひとつに講師コメントを書きました。
結構面倒な仕事ですが、今年は例年以上に心を込めて書きました。
その時浮かんでいたのが次の詩でした。
100回目のありがとうございます
あなたにとっては
17回目の「ありがとうございます」も
お客様にとっては
初めての「ありがとうございます」
あなたにとっては
39回目の「ありがとうございます」も
お客様にとっては
初めての「ありがとうございます」
あなたにとっては
58回目の「ありがとうございます」も
お客様にとっては
初めての「ありがとうございます」
あなたにとっては10回目の30回目の
50回目の100回目の
「ありがとうございます」でも
お客様に対して いつも 初めてのように
初々しく 新鮮で さわやかにお伝えできれば
あなたの「ありがとうございます」は
日本一の「ありがとうございます」だ
*『心の詩51編 詩集ありがとう』
私にとっては22人の受講者ですが、受講者一人ひとりにとっては、講師が自分にどんなコメントを書いてくれるか楽しみなものです。
場合によっては、同じ学校から派遣された受講生がコメントを比較し合うことだってあるはずです。
私はこのことを私の本をお買い求めに上サインを求めてくる人たちから学びました。
私は、サインをする際に、その人のお名前、自分のサイン以外に、その人に合ったひと言を添えさせていただきます。
私は気功法を長らくやっていて精神的な鍛錬を重ねていたので、その人にふさわしいひと言が降りてきます ー 浮かんでくるではなく、まさしく降りてくるのです。
アドラー心理学では、一人ひとりがユニークであることを説いています。
ユニークというのは「かけがえがない」だと私は認識しています。
講座の受講者でもカウンセリングでも、そして読者でも、私はかけがえのない一人ひとりにアドラー心理学をお届けしたいのです。
「ありがとう」の言葉も、かけがえのないその人に届く言葉としてお伝えしたいのです。
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