おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨晩(5月19日)は、18:30~20:00にヒューマン・ギルドで中小企業診断士の勉強会、マネジメント・カウンセリング懇話会主催 の「サーバント・リーダーシップとは?」の講義が根本英明氏(NPO法人日本サーバント・リーダーシップ協会理事、自在株式会社 代表取締役)を講師として行われました。

リーダーシップそのものから始まり、サーバント・リーダーシップの概要についてわかりやすくお話しいただきました。
私の印象では、アドラー心理学の尊敬・信頼・共感をベースとするリーダーシップと相通じる点が多々あることに気づき、たくさんの収穫がありました。
講座が終わってからは、12人で香港酒家で懇親会を行いました。

根本さん、ありがとうございました。
なお、サーバント・リーダーシップに関しては、下の本が読みやすくてお勧めです。
さて、「毒親」のオリジナル本の1つである『毒になる親』読み解くシリーズの2回目。
この本では、第1部の「毒になる親」を次の7つに分けています。
・「神様」のような親
・義務を果たさない親
・コントロールばかりする親
・アルコール中毒の親
・残酷な言葉で傷つける親
・暴力を振るう親
・性的な行為をする親
7つのうち6つは言葉どおりに理解できそうですが、「神様のような親」がまるで完全無欠な親のように捉えられて理解しにくいので、今回はその点を明らかにしておきます。
「神様」のような親は、著者のスーザン・フォワードによれば、ギリシャ神話に登場する、オリンポスの山の頂上に住む神々のように、地上を見下ろしては、人間のするあらゆることに裁定を下し、人間が彼らの気に入らないことをすれば、ただちに罰を下す親のことです。
このタイプの親は、その時の親の気分でどんな”罰”を受けるか予測のつかない子どもは、内心いつもびくびくしていなくてはなりません。
子どもが思春期に入って子どもが親に対立するようなことがあると、心の不健康な親は、子どもの離反や考え方の違いを自分に対する個人的な攻撃と受け止め、しばしば子どものためを思ってそうしているのだと考え、子どもの反発を無意識につぶそうとするので、子どもの自立心の芽を摘み取ってしまいます。
<お目休めコーナー> 5月の花(18)
