おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
7月末に来日され4つのワークショップを展開される ジョセフ・ペルグリーノ博士 のカウンセリングのデモンストレーションは、毎回私たちに大きな学びと勇気づけを与えてくれますが、博士のカウンセリングの多くは、いわば「慈母のカウンセリング」で、クライアントを優しく包んでくれます。
しかし、その博士も、時として「こんなに厳しいの!」と驚くくらい厳しいカウンセリングをなさるときもあります。
私は、クライアントを優しく包むようなカウンセリングを「慈母のカウンセリング」、クライアントを突き放すような印象を与え、直面する課題に逃げることなく取り組むような、困難を克服するかたちのカウンセリングを「厳父のカウンセリング」と呼んでいます。
この両者を使い分ける判断基準は、クライアントの置かれた状況と、クライアントの心理的立場(ライフスタイルの強さなど)によります。
私も時に「厳父のカウンセリング」を行うときがあります。
そのカウンセリングを受けた橋本江利子さん(学校法人 三幸学園 心理学講師 兼 カウンセラー、ヒューマン・ギルドのプレミアム会員 歴25年)が「厳父のカウンセリング」を受けたその後をアドラー心理学ゼミナール で余すことなく語ってくれます。
「私のターニングポイントー涙涙のカウンセリング、その意味を振り返る」
講師:橋本 江利子 氏
日時:5月17日(日)11:00~13:00
内容:過去の橋本さんの<依存的・不健全・不適切>から、現在の橋本さんの<自立的・健全・適切であろうとする>への内面・思考の変化、それに伴う現実の変化、カウンセリングでもたらされたものなどを、9年前の共育塾発表時のタイトルを振り返り、「あのカウンセリングがまさにターニングポイントであったことが、時を経るにつれ深く実感されます」という思いを抱くご本人(橋本さん)から、家族の支配被支配関係、その克服・赦し・感謝への過程などを織り込みながら語っていただきます。
間違いなく感動的な会になることでしょう。
会場:ヒューマン・ギルド研修室
料金:2,160円(税込、要予約、当日支払い)
こちら から詳細確認及びお申し込みができます。
*7月度、10月度のアドラー心理学ゼミナール は、次のとおりです(それぞれ11:00~13:00)。
◆ 7/12(日)
「ビジネスの場にアドラー心理学を伝えるということ」
講師:金井 津美 氏(研修講師)
「ビジネスの現場から聞こえてくる様々な声」「優良な商品としての、見せ方と出し方」「メダカの学校を作るための共同体感覚ファシリテーション」を骨子として、研修講師としてご活躍の金井津美さんからビジネスパーソンにアドラー心理学を伝える際に、気をつけていること、気づいたことを参加者の方々と分かち合い、それをもとに多様な視点から意見交換できるような進め方をしていただきます。
◆10/4(日)
「2時間でたちまち話すのが楽しくなるワーク体験講座」
講師:菅沼 かおり 氏(元ニッポン放送アナウンサー)
<お目休めコーナー> 5月の花(10)
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