参列者が減少に。

　今日は函館護国神社の例大祭本祭が行われました。例年ご案内いただきますので参列しています。函館護国神社は、明治２年の箱館戦争で亡くなられた方々を祀った招魂社を起源としています。
　私の子どもの頃には、近くに住んでいましたから、みんなでよく遊びにきたり、元日夜中の初詣に来たりしていたものです。遠い思い出になってきました。
　この時期の祭典ですから、例年寒い風に見舞われたり、雨など天候不順に悩まされることが多いのですが、今日の祭典は風もなく、太陽は出たり隠れたりしていましたが、気温も暖かく、参列者も穏やかに参加することができました。
　ただ、少し気になったのは、ここ１０年ほど、年々、渡島・檜山地域からの遺族の皆さんの参列者数が、年々減少していることです。私の知人も今金町の遺族会の代表をしていますが、体調の関係から代理の方に頼んだと仰っていましたが、こうして年々参列者が減少しており、今年も少なくなったと改めて感じました。
　神社の祭典がなくなることはないと思いますが、祭典の担い手が減少して、従来通りの祭典が難しくなっているという話は他でもお聞きします。人口減少、少子化、そして高齢者も減少している影響は多様です。