一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

710  芋虫に空飛ぶ未来ありにけり  重美

2012年09月20日 | 

 イギリスの「車椅子の物理学者」として知られるスティーヴン・ウィリアム・ホーキング博士によると、宇宙には、地球のような生命体が存在する星が、およそ数千億どころか無数にあるらしい。

 「それでは、どうして他の星と出会ったり交信したりできないのですか」という質問に、博士は「人類が生まれて滅びるのは、宇宙の時間で言うと、あっという間の出来事で、生命体同士が出会う確率は、ゼロに近い」のだそうだ。

 なるほど、この答には「人類は滅亡する」ということが前提としてあるんだ。戦争やデモで、いがみ合っている暇はないはずなんだがなあ。

 それにしても、芋虫には蝶になって空を飛ぶ「瞬時の未来」がたぶんある。鳥に食べられなければね。

フヨウ(芙蓉) アオイ科フヨウ属の落葉低木

コメント
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