一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

715  コスモス共に咲かせ隣家と憎み合ふ  彷徨子

2012年09月25日 | 

 こういう類の句を載せるのは私の本意ではない。誰だって憎み合うより、愛し合うがいいに決まっているからだ。しかしまあ、たまにはいいか。

 人間同士は、近くにいるから喧嘩する。親しいから本音が出て喧嘩する。夫婦喧嘩は、離婚に発展し、兄弟は遺産相続で裁判になる。

 日本は、中国から朝鮮半島を経て文字や仏教などあらゆる文化を学んだ。有史以来日本には、1千万人近い大陸人が、文化や技術と共に渡来したと言われている。

縄文人を駆逐して大和朝廷を成立させたのは、渡来人なのであって、中国人や朝鮮人が、日本を作ったのだから親兄弟に等しく、私達はその末裔なのだ。だから、よく喧嘩する。

 古くは、5世紀に任那日本府の朝鮮半島南部の占領から始まり、鎌倉時代の蒙古襲来。秀吉の朝鮮出兵。そして、日清戦争・韓国併合・満州事変など。

 戦争に負けて今はおとなしくしているが、日本の大陸侵略の歴史を見れば、猫をかぶった虎の本質が出かねない。日本人は、いつ戦争を始めてもおかしくない気質を持っている。

 

キツリフネ(黄釣船) ツリフネソウ科ツリフネソウ属の 一年草

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