土木のしごと - (有)礒部組現場情報

地域のためにはたらき、ふつうの暮らしを支える人たち。(有)礒部組とその仲間たちのたのしくゆかいな面々。日々是土木。

走れハヤト

2024年08月09日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事




入社5ヶ月目のハヤトくん。

現場での移動は
いつも小走りです。

誰に言われたわけでもないんですが
いつも小走りです。

そうそうそういえば
かつてはわたしもそうでした。

だから
入社する若いひとには
いつもこう言ってました。

「チンタラ歩くんじゃない」
「はしれ~~~!」

ところがこれ
片方は正しいけど
もう片方はマチガイ。

もちろん
マチガッてるのは
現場で走ること。

いやいや
走ることのすべてがわるいわけじゃないですよ。

ただやみくもに走らない。
つまり
あわてない。

これが現場の基本です。

かといって
急がなければならないときはあります。

でも
そんなときでも
あわてない。

あわてる心は現場で起こる諸悪の根源となります。

急ぐときは急ぐ
でも心はゆったり
ゆとりと余裕をもって
これが理想ですが
なかなかそう簡単なものではありません。

だからふだんから
あわてない
を基本におくこと。

これが大事な心持ちです。

でも
かつてわたしが若いひとたちを叱咤していたもう一方

「チンタラ歩くな」

これは正しい。

チンタラ
とか
ダラダラ
とか
グズグズ
とか

そんな態度ではまともな仕事はできるはずがありません。

っていうと

「オレ、チンタラなんかしてねえし」

面と向かってそう言えなくても
あきらかにそう思ってるという顔を
チンタラ系のほとんどはするんですが

当人がどう思おうと
仕事に対する姿勢は外見に出るもの。

わたしが言う「チンタラ」は
その態度や姿勢のことをあらわしてるにすぎないんですが
わかっちゃくれないんですよね
そういうヤツにかぎって。
(あ、今は当社にはひとりもいませんよ、そんなヤツ)

となると
「チンタラ」と「走る」
どっちがいいかというと
そりゃもう
圧倒的に「走る」の方がいいわけで

特に若く発展途上の人にとっては
「走る」
を心がけるっていうのは
とても大切なこと。

だから
それをふまえて結論。

急ぐときは急ぐ
でもあわてない。
ゆったりとするときはゆったりとする
でも切り替えは素早く。

要はメリハリ
緩急自在
これが理想です。

ということで

走れ!ハヤト!!

でも
たまには立ち止まって
うしろを振り返ったり
周りを見たりもしようぜ (^_-)-☆

でわ。

(みやうち)

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