家茂に側室をと進言する滝山に対し即座に却下する天璋院
安堵する和宮側ですが…
何と和宮が懐妊？？？
何とも滑稽な脚本ですね
想像妊娠なのでしょうか？？
『母としての喜びを味わって欲しい』と天璋院。
『公武の為でもなく、日本の為でもなく、一人の女として…』
と和宮
天璋院は観行院をはじめとする和宮派をすっかり手の内に入れ
た様ですね。
最後に天璋院・家茂・和宮のスリーショット撮影まであるとは？？
ぎくしゃくしていた嫁姑の関係が、嫁が跡取りを産んだ事で目
出度し目出度し
まるでありきたりのホームドラマを見ているようでした
ところで
二度目の島流しから西郷さんが帰ってきましたね
時代はやっぱり西郷を必要としていたのです。
幕末は西郷なくして語れません。
そしてもう一人…
長州の主役・高杉晋作
彼の短い波乱の人生も始まるのです
京都では長州が暴発し、禁門の変が起こります
長州藩は尊王攘夷＋公武合体で討幕思想を掲げ京都における
主導権を握ろうとしていたのでしょう。
尊王攘夷＋公武合体、薩摩と全く同じ考え方だったのです。
唯一違っていたのは長州は最初から討幕を前提としていた事
でしょうね
この後の薩長同盟は長州の討幕思想に薩摩が歩み寄ったから
こそ締結出来たのかも知れません。
第一次長州征伐の後、長州藩は佐幕派が主導権を握るのです
高杉晋作による革命が起こるまでは…
高杉晋作はわずか80名で挙兵、ゲリラ戦を展開し、遂に勝利
を得るのです。
藩政を奪取した訳ですね
返す刀で、幕府に対し武装恭順の姿勢をとるという方向で藩
論を統一してしまいました
何と云う行動力なのでしょうか！！
29歳の若さで亡くなったのが何とも惜しまれてなりません
晋作は病床でも酒を飲み続けたと云います。
「動けば雷電のごとく、発すれば風雨のごとし」と謳われた晋作。
その行動力が長州を変えたのです。
晋作にもう少し寿命があればその並外れた行動力の為、西郷や大
久保と衝突していたかも知れません。
維新政府が長州主導で動いた可能性が高かっと思っている僕なの
です
話は戻りますが
禁門の変からわずか四日後、「みずから兵端を開き、禁闕（御所）
に対して発砲せること、その罪軽からず」として、幕府は朝廷から
長州追討の勅命を受けるのです。
いよいよ第一次長州征伐です
官軍となった幕府軍は総勢15万。
流石の長州軍も太刀打ち出来ません
禁門の変の責任者として国司信濃、福原越後、益田右衛門介の3家老
の切腹、藩主の蟄居、山口城の破却の降伏条件を受け入れるしか道は
なかったのです
長州の雄、高杉晋作の登場ももう少しですね
サポグラのＣＭです →
