Jumpin' Jack Flash

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其の二

2005年12月02日 | テイルズフロムオーストラリア
『主人公』
☆私
・・・ワーキングホリデービザで、オーストラリアに在留中。現在、こちらに来て、4ヶ月目。実は、こちらに来たのはゴルフを思う存分したいがため。



~ホームステイの巻~

語学学校に入学というか、なんかの申し込みをしていたので、
オーストラリアについてからのお迎えや、寝るところは手配してもらえていたのです。

成田空港までが2時間。
成田空港からここまでが13時間くらいなので、普通に行って15時間のフライト。
こっちについたと思ったら、濃霧のために近所の国内線の空港に一旦停止して、
霧がなくなるまで待って、再度国際空港へ。
その近所の空港まで片道1時間半。往復3時間。
霧が消えるまで1時間待ったので、結局4時間余計にかかってしまいました。
さらに、細かな荷物検査とその待ち時間で1時間。

家を出てから現地に着くまでにかかった時間、
合計20時間。

私は、メシ食ったり・備え付けのテレビみたいなので映画とか観てたり・寝たりしてたので、
退屈はしなかったです。

かわいそうなのは、語学学校から手配されたお迎えの人。
濃霧のせいで5時間くらい待たされたのだと思います。


さて、お迎えのワゴンに乗って、まずは語学学校へと向かいました。

着きました。

「へっ!ここ?」
まあ、小さな都市を選んだのは私でしたが、すっごくこじんまりとしています。
都市全体が。
こぎれいでわかりやすいのがいいところです。

とは言え、想像していたのは、ビル1棟だったのです。
全てが1/10スケールでした。

まぁ、3秒くらいで、
「どうでもいいか。」
と納得しました。


いよいよ、ホームステイ先へ向かうことに。

○私の想像
奥さんが1人と、子供が2人。
海の近くなので皆マリンスポーツが好き。
プールつきの家、豪勢であるはず。
学校から帰ると、子供達といろいろと会話をして国際交流する。

ホヮヮワーン。

○現実
家に着いたが、誰一人いない。
そりゃそうです。5時間も予定から遅れているのだから。
お迎えさんも仕事なので、一緒に待つのも気の毒と思い。
一人で待つから帰ってていいです。
といって、一人で中庭にて待つことにしました。
うん、確かにプールつき。
でも、やっぱり1/10スケールです。
キーワードは、1/10スケールでしょう。
彼らは超無用心です。玄関は確かに鍵をつけてますが、裏庭に通じるドアには鍵をしていませんし、
裏口にも鍵がついていません。
昔のご近所のようにくだけた社会なんでしょう。平和です。

しばらくして、人が帰ってきました。
わあ、どんな人かいな。んっ、かなりたくさんの人の気配。
帰ってきたのは5人でした。
何!?どういうこと?理解不能です。

とにかく、はじめましてよろしくの旨を伝えて、部屋を紹介してもらいました。

つまり、こういうことです。

確かに、家族は3人です。私のところに来ていた通知は一年前のものでして、
一番上の子は大学に行っていて、すでに一人暮らししていて、そこにはいませんでした。

しかし、家にいた総数は8人、最大時10人で、私を含めて6人~8人をステイさせていたのです。
6部屋もプライベートルームはありませんよ。
私は2階の広間で、3人の香港ボーイズと一緒の部屋でした。
それはそれで、面白かったです。1ヶ月の予定ですし。まあいいかと。
しかし、国際交流というレベルのものではなかったです。

でも、そういうことなら、事前に伝えてくれと。
こっちは、想像ふくらまかして、家族の写真とかお土産とか用意してきたりしてる。
まあ、ホストマザー・ランドレディにはお土産あげましたけれども。

よく言われていたことを後で知ったのですが、
ホームステイビジネス。
というものだったんですね。

ビジネスなのか、なんなのかわかりませんが、メシはすごい適当というか、
どうやったらかような薄味になるのかというものでした。
でも、ガーリックトーストは普通に美味かったです。

洗濯もなんなんだろうかというくらい、きれいにならない。
むしろ臭って帰ってくるのです。
物理的に無理です。
洗濯が満足にできなかったのが、一番の苦痛だったかもしれません。

日曜日には、家にいる人で近い海まで散歩して、お茶したりしました。
そのときの海沿いの公園の写真です。
ああ、芝がきれい。

あそこにいた1ヶ月で、韓国の女の子・香港ボーイズ・中国人留学生、
そして、2人の日本人男性と会いました。
高校生と社会人で、どちらも2週間の語学研修ということでした。
8月の真冬の夜空の下、ビール飲んで笑ったりしました。
なんについて笑ったのか、くだらない話だったのもありますが、
ホームステイビジネスの空虚さに笑ったのもあったでしょう。


総じて、たいした出来事ではないのですが、
私が体験したホームステイというのは、こういうものでした。

語学学校で知り合った人たちも、そうなのですが全体的に、ホームステイはビジネスのようです。
しかし、国際交流気分でやっている人もいました。ビジネスとしては小さく。という意味で。
なんなんでしょうか。運でしょうか。
ほとんどの人はエージェントを通して、ステイ先を決めてもらっているようでした。
私はそれがなく、語学学校に直接頼んだからそうなったのでしょうか。
まあ、私はワーキングホリデーで来ていて、お金をあまり使いたくなかったので、
こうなったといわれれば、それ相応だったと思います。

お金でしょう。
お金を出せば、それ相応のステイ条件が得られるのでしょう。

しかし、どうせビジネスなら、国際交流は望めないだろうと思う今日この頃です。

私自身に魅力がないから、国際交流できないというのもあります。


ホームステイの時には、いろいろなものを期待しないほうがいいのだろうなと、
私はすぐに感じたのでした。

ホームステイでダメでも、まだ先にシェアハウスというものも残っているのですから。
どうってことはないのです。
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