80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

169系「快速みすず」を仕立てる(2)

2024-03-23 10:51:26 | 中央東線方面
KATOの165系改169系「快速みすず」の第2回です。クモハ169を仮組みして改造箇所を確認しました。ま、あと同じ改造するのはクハ169だけなのでさっさと作れや・・・って話ですが♪

まず、ライトユニットを刷新します。先日の165系再生産に合わせてリニューアルされたライトユニットが出たようですが、あっという間に市場在庫が消えてしまったので自前で行います。刷新といっても暗いオリジナルのLEDを手持ちの高輝度のもの(電球色)に置き換えるだけです。方向幕灯は電球が使われていたので取り外し、室内灯のパネル(後述)から導光する方法に変えました。



ヘッドライトの導光材は二股に分かれたアクリル棒が使われていますが、先端がヘッドライトケース内まで伸びておらず後方から照らす構造。ただ、先端のカット面が斜めに向いてるのは、これはこれで正しいんでしょうかねぇ??? 見たところφ2.5〜3mmぐらいあって、シールドビーム化するとどのみち入らなくなるので導光材周辺はいじらないことにしました。



ヘッドライトケースとシャッター式タイフォンはエンドウ製パーツを使用。



ヘッドライトケースはシールドビームの細い部分だけあればいいのですが、向きを調整しにくくなるので太い胴体部分をノリシロとして1mm弱だけツバ状に残してカット。先ほどのアクリル導光材で後ろから照らすことにします。ただ、残したツバ状の部分が厚すぎたので・・・



ライトユニットのヘッドライト部分を大きく削ることになりました。こうしないとテールライトのアクリル導光材が奥に引っ込んでしまうので。。



点灯試験をします。抵抗はオリジナルのままですが、LEDを撤去するので基盤にガンガン熱を加えてしまったので心配でしたが・・・。ヴェリグッ!!👍



室内灯には今回初めてIMON製のパネルライトを使ってみました。330μFのコンデンサー付でチラつき防止を謳っています。



この製品の導光パネルは光源と反対側が凸型の断面をしているので、乗務員室寄りの天井板の一部をカットして埋め込むことにしました。これで光源の光が一直線に方向幕に届きます。



長さもピッタリで、こちらもヴェリグッ!!👍 しかしコンデンサーが微妙な大きさで今のところ置き場のメドが立っていません。トイレ、洗面所、通路、天井裏NGでした。リード線が配線済みなので、できれば車体側に置きたい。かくなる上はAU13クーラー内に・・・!?



とにかく仮組み仮組み♪ 前進ヨシ!(走っちゃうと撮影が面倒なのでクハの床下を組み合わせています)



後進ヨシ! 写真だと室内灯がかなり光っていますが、実際は程よい感じの均一な光り方で、コンデンサーによるチラつき防止効果も実感できました。



床下を本来のクモハに戻して記念撮影。この調子でクハも作ればあとは色を塗るだけ・・・なんですが、実はフロントガラスにモールドされたデフロスターの撤去問題がまだ解決していません。あとHゴムも黒にしないといけないのですが、こちらは、まさに作ろうとしているN35編成の塗り替え直後(1993年)の写真を見るとグレーのままだったことが確認できたのでそのままとします。黒の方がJRっぽいですがグダる未来しか見えないので...笑



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