80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

房総海水浴列車の製作(キハ17の車体組立とエンジン加工)

2016-08-01 10:15:02 | 房総方面
こんにちは。キハ17の組み立てを続けます。


車体を3×3ヒノキ材で補強します。中央の排気管はそれなりに半円断面のものを・・・とは思ったのですが、とりあえずはそのまま角材を貼っただけです。。




左右の車体を貼り合わせます。天井の補強を兼ねた内貼りの紙を介して貼り合わせますが、位置合わせを慎重にしないといけないのでまず片側に内貼りを貼って乾燥させ、続いてもう片側を貼り合わせるという手順で行いました。実は貼り合わせ前に気付いたのですが、なんと側板の長さが左右で1mm弱違っていました。長い方を削ろうにも乗務員室側は手すり穴が開けてあるし、トイレ側は窓と妻面が近く、削りすぎるとイメージが変わってしまうので苦労しましたが、なんとかギリギリ削って合わせました。




左右を貼り合わせて1枚の“ひらき”にした状態。ちゃんと展開寸法が出てるのか、気になるのはその1点のみ・・・。




継ぎ目に瞬着を充てんします。目止めのほか、屋根を曲げるために力を加えた時の“パックリ割れ”を予防するためです。




前面が未施工なので連結面妻板と乗務員室仕切板でとりあえず箱にしました。屋根中央部がたわんでいるので、3~4ヶ所に補強材を入れる必要がありそうです。10系気動車は何両か作りましたが、いつも思うのは「小さくない?」という違和感。1/87かTT9かというくらいスケール感が違うので心配になります(笑)。




さて、車体はなんとかメドが立ったので、床下の懸案事項もクリアにしておきたいところです。動力まわりはすでに出来上がっているので床下機器をこれに合わせていきます。まずはエンジン。先日の投稿であまり削りたくないと書きましたが、あれこれ詮索するよりもスパッと削ってしまった方が楽だという結論に達したので、ディティールをなるべく壊さない範囲でドライブシャフトと干渉する部分をカットしました。




エンジン懸架フレームはドライブシャフト(正確にはユニバーサルジョイントのカップ部分)に当たる横梁をカットし、左右に振り分けて設置することで、ほぼそのままパーツを利用することができました。台車の首振りは最大このくらいまでいけますので実用上は問題ないはずです。




真上からみるとわかりますが、エンジン懸架フレームは台車側に向かってわずかに「ハ」の字に開いた形に取り付けてあります。なるべくオリジナルの幅を残したいという心理と、どうせ走ってしまえば分からないんだから潔くがばっと広げてしまえ・・・という相反する想いが入り混じった恥ずかしい結果です... なおこれら床下機器は今のところ瞬着で木製床板に止めてありますが、追って多用途接着剤で補強する予定です。




真横から見たところ。エンジンとドライブシャフトのクリアランスも十分取れました。それにしても縦型エンジンは地面スレスレですなぁ。フランジありでこの高さだからレールに乗せたらもっと下がっちゃう・・・? ボルスターにもう1枚座布団かましときますか(笑)。




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