80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

北陸475系の入線整備(後編)

2021-06-23 21:42:02 | 北陸方面
TOMIX475系特別企画品の入線整備の後編です。6両全車の付属パーツ取付とインレタ貼り、そして3両の457系化が完了し、無事運転スタンバイとなりました。右が「457」系、左が「475」系です。方々散らかっててズバッと6連の写真が撮れません。。汗



一見するとほとんど変わらない2編成ですが、457系・・・というか新製冷房車は、とんでもないトラップが隠されていました。
以下、「違いはベンチレーターだけじゃなかった!怒りの改造一部始終」wwをお届けします。
製品にはこんな457系用サービスインレタも付属しているのですが、何も知らずに食べるとお腹を壊しますのでご注意ください。



クモハとクハの一部のベンチレーター位置を若干ずらす話は前回書いたとおり。あと書き忘れましたがデッキのベンチレーター撤去も行っています。これでやれやれと思い、モハのベンチレーターの修正(2列化)に取り掛かったのですが、問題はここで発覚しました。

丸をつけたところのクーラーとベンチレーターの間隔がどうみても狭い・・・。実車写真を見てもこうはなってないです。かといってベンチレーターを動かすと窓との位置関係がズレてきます。むむ???ということは、ま・さ・か・・・?



ハイ正解!クーラーの位置が移動してましたぁぁ

手持ちの457系の真横写真がないので、以前坂城駅で撮った169系の保存車モハ168-1の写真をご覧に入れます。これは冷房準備車を冷房化したものなので新製冷房車と同一設計のはず。電柱が被っていて見にくいですが、左がパンタ側(前位)で、上の写真ではクーラー中心が車側灯の右にありますが、この写真では左に位置しています。ゆえにクーラーとベンチレーターの間に一定の余裕があるのでした。



ということでAU72クーラーを前方へ移動(6.5mmとしました)するのですが、やっかいなのはランボードも道連れにする必要があることです。裏側を見ると肉抜きがしてあるので不安でしたが、試しに1か所削ったら穴は開かなかったので、後位側を6.5mm削り、前位側をプラ板とパテ盛りで6.5mm延長する作戦で切り抜けました。



整備が済んだ編成を順にご紹介。まずは直江津寄りのクモハ2種の前面まわりです。右がクモハ457-18、左がクモハ475-15で、中間に挟まるクモハ457は連結器カバーなし、ホロ付きとしました。検電アンテナ台座の形状も変えてありますが、最近の写真に沿ったもので、1990年頃にどうだったかは検証してません。タイフォンカバーは両車ともお椀形で、これも近年の写真のみの判断です。



サイドから見たところ。ベンチレーターの移動・撤去の状況がわかるかと。。



モハ2両です。手前が改造モハ456-18、奥がほぼスのモハ474-15です。モハ456のベンチレーターは手持ちの関係からエンドウのパーツを使いました。クーラーが左に寄って計器用変圧器との間にほとんど隙間がありませんが、実車写真を見るとこれで正解のようです。



金沢寄りは457系の先頭車がクハ455-65(左)で、475系の方はサハ455-8(右)です。サハはインレタ貼っただけで素そのもの、クハもこと前面に関しては付属パーツを付けただけであります。



クハの屋根はクモハと同様、2、3列目のベンチレーター移動と、デッキ部ベンチレーター撤去を行いました。



以上、簡単ですが475系新北陸色の入線整備記録をお届けしました。
先日いただいたコメントにありましたが、こうなってくるといよいよ419系食パン電車が欲しくなってきます。
改造タネ車はあるので・・・と書くと、背中を押し、袖を引っ張る方々が続々と現れますので(笑)ここは静かに立ち去りたいと思います。

次回からはいよいよクモユ141フィニッシュ編!(ヨテイハミテイ)


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