80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

小高キット583系の製作3(屋根以外はカタチになった)

2012-06-09 13:56:14 | 九州・山陽方面
こんにちは。

きょうの東京は雨。このまま梅雨入りだそうで・・・
でもがんばって紙の車両を組み立てていきます!

プラ床板のボルスタ取り付け方法については、前回の記事でSatokawaさんからコメントいただいたところですが、だいたいご提案と同じような方法となりました。

まず床板の両サイドにあるツメをすべてニッパーでカットしていきます。念のためカットした跡はサクッとペーパーをあててならしてあります。



次にボルスタ受けの工作に移りますが、今回はあり合わせのDT32を使ったためボルスタの高さがこんなに違っています。このため両台車でまったく違う構造にせざるを得ませんでした。



TOMIXの完成品を測ってみると、モールドのない床板のベース面は車体下端から約1mm引っこんでいるようです。そこでボルスタが低い側にはt1mm(1.2mmかも)プラ板を切り出して貼り重ねました。これで日光の「木製床用マクラバリ」を使えば高さが合うはずです。



一方のボルスタが高い方は床上側にプラ板を接着し、間にt0.5mmプラ板を挟んで「木製床用マクラバリ」を乗せる格好にしました。計算上はこれで床下面から0.3mm飛び出していることになっています。このままだとローリング角が不足して脱線しやすくなるので、左右にある集電用突起が入る円弧状の穴に向けて、床板を斜めに削ってあります。



車体の方は、四角に組む前に妻板の加工をしておきます。
このキットに限らず小高のキットは皆そうだと思いますが、側板の長さも妻板の幅もスケールどおりとなっています。つまり角を45度に削って組まないと長さか幅のどちらかが大きくなってしまうのです(笑)
そこでいつも私は妻板の左右0.5mmずつを削り、側板で妻板を挟む構造にしています。今回は車端デッキなので、ついでにt0.3の紙を1枚貼って補強しました。



モハネ583の側板に腰部の補強材を貼ったところ。こちらは木製床なので下端から3mmの位置にしてあります。



一方のプラ床板を使うモハネ582は下から5mmの位置です。



四角く組み立てたところ。まずは歪みなく仕上がってひと安心。。



前回の記事でプラ床板が上向きに大きくのけ反っていると書きましたが、この対策として両方の車端部に車体固定用の横梁を入れることにしました。TNカプラーには2箇所の穴があるので、これを床まで貫通させてネジを通そうという考えです。写真はφ2mmドリルで穴をあけたところ。



横梁はキット付属のものを使い、タップを立ててφ2×15mmネジを通してこんな感じで固定します。φ2×12mmネジをでもいけそうなので本組みのときに交換しようと思います。



カプラーの取り付けは、プラ床板の方はパチンとはめるだけ。木製床の方はこのように床板を削って埋め込んでいます。



とりあえず屋根上を除く車体と床下が組みあがりました!
2両とも軸受けメタルのないプレーン軸なので転がりがイマイチなのですが、動力車2両組み込みなので、ガンガン引っ張ってくれることを期待しています。



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