80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

【レーティッシュ鉄道】フラットカーの製作(7)

2021-09-12 23:51:01 | 海外
今日はあまり進展はありません。台車を塗装しカプラーを取り付けた程度。



台車は金属部分にメタルプライマーを塗ってからタミヤのマットブラックを吹き、軸受にグリスを充填してから組み立てました。転がりは「それなり」ですが、当面増備の予定もないので足手まといになることもないでしょう。



実車のカプラーはセンターバッファのリンク式ですが、忠実に再現しても連結が面倒なだけなので、あっさりと普通の自連にしました。頂き物が大量にあるのでその消費の意味合いもあります。復元バネはカプラーと一体化しているので、M2ネジとワッシャだけでわずかにガタが生じる感じで取り付けてあります。ちなみにマジックで書いた○印は「こちらが手ブレーキ側ですよ」という印。



床下に30gのウエイトを1枚貼りました。いつも使っている大型車用タイヤのバランスウエイトがぴったり収まります。隠し場所との親和性をこれほど実感したのは今回が初めてのような気がします。笑



先日導入したTOMIXのED76と連結して試運転してみました。牽引、推進とも問題なし。ガタが多い自連は推進運転に不利ですが、最大70‰の勾配をもつベルニナ線は推進運転をしないので、これから作る予定の客車も電車もみな連解結の楽な自連でいきたいと思います。




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【レーティッシュ鉄道】フラットカーの製作(6)

2021-09-12 02:42:42 | 海外
Sp-wの台車を作っていきます。

ベースは嵐電用のFS-93台車で、まず枕ばねの両サイドでカットして軸ばね部分を取り出します。余った枕ばねは他に流用できるかと思ったのですが、切りしろが多いうえにボルスターアンカももぎ取ってしまいましたので残念ながら再利用は不可。捨てるのももったいないので補重調整用のウェイトにでも使うことにします。



軸ばねを連結する新たな台車枠を作ります。プラストラクトの3mmアングルから写真のような形に切り出しました。ホイールベースは17.5mmにします。



セメダインスーパーXクリアと1.2mmねじで組み立てます。乾燥したらさらに瞬着を要所要所に垂らして完全に固着。



ボルスターはt1.5mmプラ板から切り出したもので、写真のように片側を接着剤で先に固定し、反対側はねじどめとして分解できるようにしました。市販のプラ台車(POM)のように柔軟性がないため、台車枠をグイッと広げて車輪を出し入れするようなことはできませんので。。



無事に組み上がりました。軸受メタルレスでも思ったより転がりますが、やはりグリスかオイルでたっぷり潤滑してやらないと厳しい感じです。



センターピンはφ3プラパイプとM2ねじを組み合わせた自家製です。φ3に合う太めの復元ばねの手持ちがなかったので入れていませんが、やはり安定しないのでばねを調達して作り変えようと思います。ストイックに「幅詰め」にいそしんだ甲斐あって台車の回転角も十分取れました。



あとは若干のディティールを追加してから塗装に入ります。




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