80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

L特急「わかしお」を仕立てる

2016-08-20 18:33:03 | 房総方面
こんにちは。今日は朝からゲリラ豪雨が何度となく襲ってきています。台風も仲良く3つ押し寄せてくるし、これはもう部屋にこもって鉄道模型でも作るしかありません。まあ台風来なくても作ってますが・・・


友人O氏の形見はこれまでも何度か登場していますが、まとまった編成モノのひとつが、このエンドウの183系0番台です。クハ2両にモハユニット3組、そしてサロを合わせた9両で房総特急のフル編成が再現できるのですが、共通運用であった「あずさ」にするつもりで譲り受けて来たものです。レイアウトが改修工事に入ってしまったこともあり、箱を開けてチラッと中を見ただけで押し入れに仕舞いこんであったのですが、一般型気動車編成や153系急行「内房」といった房総方面列車が増殖してきたこともあり、いっそ純粋な房総特急として仕立てようかと思い直し、少しずついじっていくことにしました。




153系を「内房」にしたので、こちらは外房線の「わかしお」にするつもりでクハ2両を箱から出したところ、なんとすでに前オーナーの手で「わかしお」のイラスト入りヘッドマークシールが貼られていました。なんという偶然。しかも1両はジャンパ栓も偶数車用(向かって左)に移設してありました。同封の説明書によると出荷状態ではすべて奇数車用(向かって右)になっているとのことです。




仕立てるといっても完成車ですから、あとは形式番号インレタや側面方向幕、種別サボなどを貼り付ける程度の作業ですが、ジャンパ栓が移設されたクハもさすがに車内のシートの向きまでは変えられていませんでした。他の中間車はすべて下り向き(東京駅を出発する時の向き)にシートがセットされているようなので、この偶数向きクハのシートもこれらに合わせることにしました。まず床板をはずします。床下機器取付板の下にネジが隠れているので床下機器もいったん外す必要があります。




シートは片側2ヶ所のネジで留めてあるので、緩めてスライドさせれば外れます。




シートカバーをシール紙で・・・ということも脳裏をよぎりましたが、今回の作業はとりあえず外側のドレスアップを中心にやることにしてパス。実は車体をバラしてわかったのですが室内灯が電球式だったので、どうせ内装に手をつけるならLED化も一緒にやろうかと思っている次第です。




上が安房鴨川向き奇数車、下が東京向き偶数車です。




車号は次を予定しています。
↑安房鴨川
9号車 Tc183-5
8号車 M183-7(M)
7号車 M182-7
6号車 M183-8(M)
5号車 M182-8
4号車 M183-9(M)
3号車 M182-9
2号車 Ts183-3
1号車 Tc183-6
↓東京


183系0番台の写真を探したらこんなのが出て来ました。どこかの駅の1番線にたたずむ「さざなみ」のクハ183です。露出不足なうえに決め手となる駅名票なども写っていないのですが、どうやら昔の新宿駅1番線ホームで1975年頃に撮影したもののようです。左側の貨物側線には黒貨車が止まっていて、駅の外には高いビルは見当たらず、およそ今の新宿駅からは想像できない光景ですね。ちなみに「あずさ」に投入されている183系0番台の写真をこちらのエントリーに載せてありますので併せてご覧ください。





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コメント (2)
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