80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

京王5100系の製作(インサイドギヤとカンモーター)

2014-04-12 11:50:51 | 私鉄電車
こんにちは。

経費節減でインサイドギヤ方式となってしまった5000/5100系。
ならば少しでもよい走りを引き出すべく、少しチューニングにこだわってみることにします。

インサイドギヤ本体は、ジャンクボックスにあった、たぶんカワイ製のもの。
日光の台車に合う、車軸の長さがやや長めのものを探したらこれになりました。
モーターは縦型モーター換装品のベストセラー・MCR3B00!
もちろん、秋葉原のガード下で仕入れました。(笑)
値段は300円で据え置きだから実質値下がり(^^;



ところがこのカンモーター、非常に性能はいいのですが、なぜか車輪の汚れが激しいんですね。。
以前作ったE127系100番代やキハ120なんかも、しばらく走らせるとすぐに車輪が汚れてギクシャクし始め、ひどい時は動かなくなってしまいます。


どうしてだろうと注意深く走行状態を見ていると、あることに気付きました。
モーターの振動というか動揺が激しいのです。
台車に直接マウントされているため、線路状態やギヤの精度などの影響で、ある程度の動揺は仕方ありませんが、昔の縦型モーターと比べると明らかにオーバーアクションです。
これはひょっとしてモーターの重さが関係しているのでは?と疑いました。


さっそく重さを量ってみると次のとおりでした。
左から、カンモーター:25g、DV18C:47g、そして右端のDV181にいたっては52gもあります!
軽いとは思っていましたが、実際に量ってみると、カンモーターは縦型モーターの約半分の重さしかなかったのです。



であれば補重すればよいのですが、車体側にいくらウェイトを積んでも、センターピンを支点にして全体が動揺してしまうので、あまり効果がありません。
そこで、モーター本体にウェイトをかけるべく、鉛の平棒を切って巻きつけることにしました。
重さは24g。これを足せば昔の縦型モーターとほぼ同じ重さになります。



適当な材料がなかったのでアルミテープでぐるぐる巻きにしています(笑)
ついでにドローバーを使って隣の車両からも集電するようにしました。
結果は良好で、完全とはいえませんがかなり動揺が減り、隣接車両からの集電とも相まってスムーズな走行が実現しました。
あとは、ウォームギヤがセンターピンに当たっている可能性があるため、これを調整すればもっと良くなると思います。



車体の方も少しずつ仕上げています。
こちらはクハ5850形で、オデコやコーナー部分の大ざっぱな整形をしたところです。
屋根肩のRがどうも綺麗に出ていないので、何回かサフ吹きと研磨を繰り返す必要がありそうです。
台車はやっとTS-805を通販でGETできました。



さて、以前に少し書いた、ホビダスオリジナルの5000系プラキットのクーラーですが、問い合わせたところ、屋根板とは別パーツになる予定との回答を得ました。ただし、分散式のほかに集約分散式や集中式などが選べるかどうかは未定とのことです。楽しみに発表を待つことにしましょう。



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コメント (8)
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