80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

471系急行「立山」の製作15(クモハ471が箱になる)

2013-08-24 16:15:06 | 北陸方面
こんにちは。

モハベースのクモハ471の製作を続けます。

側窓にシールを貼ってユニット窓表現。この作業もだいぶ慣れて短時間でできるようになりました。
一方で、スムーズになればなるほど頭をよぎるのがアルミサッシをどうしようかという悩み。
ただでさえ厚めのプレスボードにシールを貼ってるわけですから、アルミテープを貼った窓セルをそのまま裏から貼っただけではサッシが引っ込みすぎて実感味に欠けます。
さりとてプラ完成品のようにサッシ部分だけ浮き上がらせるなんていう技は、これイコール窓1個1個を別々に作るということですから到底ムリ。何か妙案はないものでしょうか・・・



内貼りと補強材も貼って下ごしらえが済んだパーツ一式。ご覧のとおり今回はクモハ471を動力車にします。
なぜかというとモハ470用の床下機器は先日お目にかけた掘り出し物のダイキャスト製。モーターやウェイトを避けるのにけっこう機器の裏側などを削る必要があるのですが、ちょっと作業してみて、あまりに硬いのでギブアップしてしまったからです。
その点、クモハの方はカツミのプラ製なのでまだやりやすいのではないかと(^^;



その動力装置ですが、結局9連に対して2両組み込むことにしました。1両は別の車両用にストックしてあるMP動力バラパーツからの組み立て。そしてこのクモハ471向けには仕掛り品の115系の完成動力ユニット(ユニットB)を転用します。台車はDT21が付属しているので、これを新しく買ってきたDT32に変更し、床下機器も外してしまいます。



大きな揺れ枕のあるDT21とインダイレクトマウントのDT32ではボルスターの穴の位置が違います。センターピンを外して交換しているうちにバラバラになり、おまけにドライブシャフトも抜けてしまったのでウェイトも外すハメに。本来なら5分もあれば終わるはずなのが何ともドタバタな交換作業となりました(^^;



先頭車は中間車より400mm(1/80換算5mm)車体長が長く、中間車用の動力ユニットではこのように車体との間に隙間ができてしまいます。外からは見えないのでそのままでも問題ないのですが、衝突に対するダメージを避けるための対策は必要かも知れません。
この車両は中間に封じ込めとなるので、カプラーはドローバーでいくことにしました。カプラー取付け座には、恐らく小半径の線路で遊ぶための配慮と思われるネジ穴が外側に1ヶ所あいているので、とりあえずこちらへドローバーを移動しておきました。移動量は3mmなので2mm足りませんが、前面に後退角がついているので、このままでいけると思います。



屋根板も整形して車体と合体し、クーラーやベンチレーターを仮載せしたところ。牽引力を稼ぐため、動力車にはソフトメタルやホワイトメタルパーツをなるべく使うようにしています。
正面の貫通扉の下部を内側に曲げていたのですが、クハ153のみのデザインとSatokawaさんからご指摘いただいたため、平らに戻してあります。



まだ床下機器をつけていないのに床下はすでにぎっしり。プラとはいえ、これに合うように切り出すのは結構大変かもね・・・(^^;;



※今夜から27日(火)まで出張します。多分ネット環境は良くないと思いますので、もしコメント頂いた場合はお返事が遅くなりますことをお許しください。



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コメント (2)
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