80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

小高キットで作る471系急行「立山」

2013-06-06 12:12:49 | 北陸方面
こんにちは。

カラ梅雨ですね。
熱中症注意情報なんかも出てるくらいで...
塗装案件を抱えているモデラーとしては猶予時間ができて有難いのですが、今後の水不足が心配ですね。


ということで、その猶予期間中に塗ってしまいたい山スカ4連は週末に時間をとってやるとして、机上で細切れ時間にできる工作として471系の製作に着手しました。

ベースとなるのは小高の153系ペーパーキット。ちょうど1年前の花月園運転会の際にもりおかさんから頂いたものです。当初はそのまま組んで東海道・山陽すじの往年の急行にするつもりでしたが、TOMIXの475系がずっと3両のままで寂しいので、基本編成9両を組んで急行「立山」フル編成を目指すことにしました。



方針変更した理由にはこんなウラ事情もあります。大量のTR69・・・(^^;;
TOMIXの485系を種車にして181系を作ったときの発生品。大量といっても4両分ですが、寝かせておいてももったいないので、こいつを活用することにしました。編成モノでコスト的に負担が大きいもののひとつが台車ですが、これで少しは気が楽になりました。。



9両編成の内訳は次のとおりです。だいたい1970~72年頃を想定してますが、細かい検証は抜きにして、シンボルである車体裾の60Hz識別帯はしっかりと巻いた姿で出場させたいと思ってます♪
←大阪                                         →富山
クハ451-モハ470-クモハ471-サハ451-サロ451-サロ451-サハシ451-モハ470-クモハ471(+TOMIX3連)
(T系の451は455が混じるかも知れません。)


今回、素材のキットに手を加える主なポイントは2点。ひとつがユニットサッシの表現、そしてもうひとつはドアステップの追加です。組み立てに入る前に、これらの下ごしらえを全部しておきます。
ユニットサッシの表現法についてはこちらの記事でパイロット的に検証しています。
この時はサッシ枠の表現に透明シールを使っていますが、塗装の食いつきが悪くはげ易いようなので、今回の本格着工にあたっては普通の紙のシールに変更しました。


まず下準備としてプレスボード車体の窓の周囲にサッシ枠の外形をケガいておきます。さすが老舗の製品だけあって窓はかなり精度よく抜けているので、2枚の側板を背中合わせにして一気にケガくことができました。



続いて、カットしたシール紙をケガキ線に合わせて貼っていきます。剥がれないようにしっかり。。。



ケガき線も全部が全部正確に引けてるとは限らないので、こうして電気にかざしてちゃんと真ん中にきているか確認します。怪しい場合は爪の先で押して位置を修正してやればOK。



とりあえず1両分貼ってみました。富山方9号車のクモハ471になる予定。
末期のキットなのか真鍮前面のプレスが結構ヘタッてるように見えたので、ここは少し重点的に手を入れる必要がありそうです。ただ、コンセプト的にはあくまでキットとしての素材は活かしていきたいので、イチからペーパーで作り直すことは考えていません。(今のところ、ですが・・・(^^;; )



このあと窓抜きをしますが、シールがずれたり剥がれたりすると厄介なので、窓周りを中心にサーフェーサーを吹いておきました。




と、本日はここまで。
9両もの同時着工は私にとっては未知の領域ですが、ハコもの・編成ものは完成したときの統一感があると達成感も全然違うなぁと、最近とみにそう思うので、地道にやっていこうと思います。

最後にひとこと。
もうひとつの山スカ・115系8連の完成がまた遠のきました・・・(^^;;
(この男のイチ推しは本当に中央東線なのか???)



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コメント (6)
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