80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

コントロールボードの製作

2013-02-24 17:48:35 | レイアウト
こんにちは。

コントロールボードを引き続き作っています。

天板にはポイントコントロールに使うロータリースイッチ用の丸穴と、フィーダーのキャブ選択に使う3連動プッシュスイッチの四角い穴を開ける必要があります。
丸穴はφ10mmドリルでサクッと開いたのですが、四角穴はカッターで地道に切り抜いていかねばなりません。プラ板に比べれば柔らかく、爪を強く立てれば凹むような素材とはいえ結構力が必要で、一辺につき6~7回ずつ刃を通す必要があります。全箇所切り終えた直後は人差し指の感覚がなくなるほどでした。



穴開けが終わった状態です。スイッチどうしの間隔を最短に縮めたのでかなりぎっしり感があります。実際につまみ類を付けていくとさらにせせこましくなっていくと思いますが、基本的にふだんは自分しかいじらないのでこれでOKかと。



ロータリースイッチは2回路6接点のつまみ付き廉価品でシャフトもプラスチック製です。ツメの位置を変えることによって回転角(=接点数)を変えられます。今回はA、Bの2者選択ができればよいので、ナットを緩めてその下についているリングのツメを本体の「2」と書かれた穴に入れれば全周の12分の1、すなわち30度だけ回転する2者選択スイッチになります。



次に長すぎる軸をカットします。柔らかいのでハサミで切れる、と誰かがどこかで言ってたように勝手に思い込んでいたのですが結構固い素材で、手が痛くなるほどではないにしろ、こちらもハードな作業でした。なので1個だけ切ってペンディング・・・(^^;



天板に仮組みしてみます。3連押しボタンスイッチは中空スペーサー(いわゆるパイプ)で10mm浮かせて取り付けるつもりでしたが、樹脂の板にめり込んでは困るので、10mm厚のヒノキ角材を切って穴をあけ台座としました(写真右隅)。
ボード中央部(写真では左)にはキャブ選択スイッチが縦に6個並ぶので、ここは天板の補強も兼ねて梁のように左右2本のヒノキ角材を渡してあります。



とりあえず押しボタンスイッチとロータリースイッチを1個ずつ取り付けてみたところ。線路パターンが描かれていないため何が何やらわからないと思いますが、押しボタンスイッチはヤード出入庫線のフィーダー用、ロータリースイッチは外回り線の駅端にある1番線と中線の分岐用です。
中央の四角い穴のうち下の4つが駅構内フィーダー用(1、中、2、3番線)で上の2つが本線内・外回り用です。右にもう1つみえるのはダブルスリップのフィーダー用です。ダブルスリップは構造上、独立した電気ブロックにする必要があるんですね。。



なんとか形になってきましたが、これから中の配線をしないといけません。
本当なら天板は外しておいて、配線をしてから箱に取り付けるのが筋ですが、例のヒノキ角材を取り付ける時に天板と箱の両方に接着剤をつけてしまったので外せなくなってしまいました。
ロータリースイッチはともかく、3連動プッシュスイッチはあらかじめユニット配線をして必要な線を引き出してから組みつけることにしましょう。



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コメント (2)
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