80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

おとなの遠足2・・・ホビセンは楽しい!

2010-03-20 11:10:17 | その他
大宮でたっぷり鉄分補給をした帰りに寄ったのはホビーセンターカトー。先日読者の方に教えていただいた「TR23コロ軸」を買いに行ったはずなのですが・・・(^^;


3日必要な合宿見学(笑)を半日で済ませ、いささかへとへとになった体で埼京線に乗車。見事に爆睡してドアが閉まる寸前に気付いて池袋で下車。imon池袋店でオハ61向けのTR11(日光)とRM Modelsなどなどを購入し、「池11」系統バスに乗って哲学堂公園入口で下車(落合南長崎駅でもよかったが・・・)。池袋方面からは電車だと遠回りだけど、バスだとショートカットで行けるんですね。で、歩くこと数分。

おお!これが噂のデハ230形か。住宅街にひょうひょうと佇む赤い電車。



良く手入れが行き届いていますね。下回りがグレー塗装になっています。



さっそく階段をのぼってホビセンへ。初めての訪問です。明るい雰囲気の小ざっぱりとしたショウルームですね。
さっそく「1,000円」の文字が踊るワゴンが目に。おおこれか、と思って視線を走らせるも台車らしきものはなく、レールやポイントばかり。さてはすでに売れてしまったのか!?

少し落胆しつつ、3階にAssyなどが置いてあるようなので上がってみるとびっくり!
製品に混じって、アウトレット品やハンパものがごっそり置いてあります。お目当てのTR23台車(型番1-553D)も10個以上あったので、をとりあえず2両分GETしました。



しかしこれで終わらないのがお買い物の常。隣の箱の中にはなんと、今や市場から完全に姿を消したといってよい「エネオスマーク入りタキ1000」のボディがゴロゴロ。ブルサンEH200(いつ入線するか知りませんが(笑))の伴侶として、塗り替えを前提に日本オイルターミナル色の「青タキ」を見つけては少しずつ買い足している身からすれば、これは事件です。
ちなみにお値段は1,500円。台車と床板(前後フレーム)を買い足すと明らかに完成品を上回ってしまうので躊躇したのですが、床板(とあわよくば台車)を自作できればしめたものと思い、実験サンプルのつもりで1両買ってみました。



さらにさらに、キハ80ボディまでもが1,500円とくれば。。(これは残数2両でした)
ハイ、目出度くご入線です(^^;



というわけで、台車だけのつもりが、またまた散財を重ねてしまったの巻です。


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おとなの遠足1・・・てっぱくは楽しい!

2010-03-20 09:25:32 | その他
このたび、遅ればせながらテッパクこと鉄道博物館に行ってきました。かつての交通博物館とは比べようもないくらい大きく、実車展示も豊富で、学ぶというよりは純粋に誰もが楽しめる博物館といった印象です。それにしてもでかいね。3日間くらい合宿しないと全館制覇はムリだわー(^^;

【ターンテーブルデモ中のC57 135】


【やっぱフル編成はいいね・・・ジオラマ模型鉄道】


訪問記や解説はすでに多くの人が書かれているので、モデラー&メカマニアの視点で「ふふーん」と思ったものをかいつまんでご紹介します。

◆釣り合い梁台車はコイルバネが軟らかい
オハ31のTR11台車を眺めていたら、車内を人が歩くたびに台車がユサユサ上下する。しかもコイルバネはよく伸び縮みするのに板バネ(枕バネ)はほとんど形を変えない。枕バネでほとんどの振動を吸収する昨今の台車とは反対ですな。
【No Image】(撮り忘れた・・・)


◆0系の抵抗器は山側吸気・海側排気
ヒストリーゾーンのとなりに新しく整備された新幹線コーナー。0系新幹線21-2号車が展示され、普段は見られないスカートの中(笑)も解説付きで見ることができます。ここでおもしろいと思ったのは、普通は線路方向に取り付けられる抵抗器や制御器が、ワイドボディだけあって枕木方向に取り付けられていること。しかも、塩害から守るため、抵抗器の冷却風は山側から取り入れて海側に排気するんだそうです。旧型国電の電気側、空気側の配置と同じ考え方ですね。

【「新幹線の誕生」コーナーに設置された21-2号車】


【0系の主抵抗器 手前が山側サイド】


◆穴場な運転シミュレーター
これを運転シミュレーターと呼べるかどうかわかりませんが、今回の訪問で一番気に入ったのが101系のブレーキ体験装置。これって交博時代にありましたっけ?ここは本格運転シミュレーターとは比較にならないくらいすいてるので穴場。
で、何がいいかって「音」ですわ。ブレーキハンドルをユルメる。すかさず電磁弁が作動してスカーっという懐かしの排気音。ノッチオン!10キロ、20キロ、30キロ・・・、注意書には「30キロになったらマスコンを戻せ」と書いてあるが無視(笑)。40キロ、50キロ・・・、目の前の台車の中でMT46が唸る。でもこれ以上は伸びないようなのでノッチオフ。ブレーキハンドルを引いて1回制動、2回ユルメで停止。画面なんかなくても十分楽しい!

【101系運転台を用いたブレーキ体験装置 排出音が懐かしい】


◆ジオラマ模型担当者はキットも作る?
さて、これがジオラマ鉄道模型の入口にある整備室です。今日は残念ながら整備中のところは見られませんでしたが、よぉく見るとホビーモデルの101系プラキットと思われる箱が! 完成品の整備だけじゃなくキットメイクもするんでしょうか。楽しそう。。

【ジオラマ整備室のようす 海底トンネル??】


【KATOの箱やらホビーモデルの箱やら・・・左端はプラレールのハイブリッド車か?】


◆この連絡線、入館者は見ることができるのか?
怪しい連絡線をふたつ見つけました。ひとつは上記ジオラマ模型の整備室と運転会場との壁に空けられた「鉄博隧道」。“海底トンネル”というにはトンネルっぽくなくて「おクスリ出てますよー」みたいな窓ですが、線路はつながっていなくて、整備車両を出し入れするときだけつながるようです。さて日中にこの「回送」はあるのでしょうか。

【うーん微妙・・・(笑) わがレイアウトにも作るか】


もうひとつは「ミニ運転列車」と「ミニシャトル」をつなぐ連絡線。通路にはフタがしてあります。で、「ミニ運転列車」側はちゃんとしたポイントになっているのですが、「ミニシャトル」側は乗り越しポイントのような、それにしては一部のレールが取り外されている変なかたちになっています。さすがにこちらは休館日しか使用しないと思われますが、どのような運転が行われるのか見てみたいものです。

【左がミニシャトル、右がミニ運転列車 通路の下に連絡線あり】


【ミニシャトル側の乗り越しポイントらしきもの】


◆哀愁漂う「コレクションギャラリー」
交通博物館時代、鉄道少年の好奇心を大いに掻き立てたもののひとつに大型車両模型がありました。25分の1くらいで精巧に作られていて、構造がわかるように一部がカットされているものもありました。鉄博でも要所要所に展示されてはいますが、実車展示に比べてサブ的な扱いのようです。
あれだけ置いてあった車両たちはどこへ行ってしまったのかと思っていたら、こんなところにありました。2階の「コレクションギャラリー」の収納庫の中です。展示教材としての使命を終えた彼らは、今は照明も解説文もなく、「コレクション」の一員として肩寄せ合ってひっそり佇むのみ。往時を知る人間にとっては、ちょっと哀愁漂う一角でした。

【もはやコレクションとなった大型模型車両たち】


【まっ赤な丸ノ内線はひときわ目立つ! 他にも近鉄、小田急、東武など名車がズラリ】


【おいそこのボウズ、昔は国鉄バス5原則ってのがあってナ、ちゃんと鉄道の一員・・・ なんだ行っちまったか・・・】


次回は「おとなの遠足2・・・ホビセンは楽しい!」の予定です。


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