80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

急行「鳥海」を仕立てる・その2

2009-10-06 18:30:47 | 上野口夜行急行方面
ワキ5000改スニ41は、乗務員室端部の屋根をリブも含めてペーパーで新調し、エコーモデルのガーランドベンチレーター(ホワイトメタル製)を載せました。
また、キット付属のφ0.4mm線を使って手すりを取り付けました。このキットには手すり折り曲げ治具(といっても真ちゅう板に手すりの長さに応じた穴が開けてあるだけ)が付属しているので、慣れてくると面白いように量産できます。なおワキとスニでは手すりの位置やサイズが微妙に異なり、なるべく似せて穴を空けなおしましたが元の穴を活かした部分も多いため完全に実車どおりではありません。
妻面ではテールライト用に内径φ2mm真ちゅうパイプを埋め込み、市販のLEDセット(鉄道模型用…メーカー不詳)が組み込めるようにしてあります。縦ドイが未取り付けですが、下部が車体から大きくハミ出して破損の危険性が高いため、ジャンパ栓やステップとともに塗装直前か塗装後に取り付ける予定です。それにしても最近雨続きで、しかも台風接近とあっては、また暫く塗装作業はできそうにありませんなあ…。
なお前回「台車をコキフ50000から流用」と書いたのは誤りで。コキフ10000が正解です。このTR203台車、通常は枕バリとの結合部に段付きビスを使うところがカシメ構造となっているなどかなり古い製品ですが、ディティールは昨今の製品と遜色ありません。


こちらは鳥海編成に充当予定の座席車たちです。オハ46(中央)は自作ではなく、KATOのスハ43改装形が手に入ったのでこれを組み込むことにしました。雨ドイを細くしてキャンバス止めをカットすれば本格的ですが、鋼板屋根っぽく灰色9号で屋根を塗り替え、インレタをオハ46にしただけのお手軽加工で済ませています(^^; なお車号はオハ46 2003(秋アキ)です。
左端のスハフ42はKATO製品無加工です。晩年の編成を再現するならこちらも改装形を使う方がいいのでしょうが、手持ちの関係からまずはこのまま営業についてもらうことにします。車号はスハフ42 2196(秋アキ)です。それにしても車掌室側妻面の検査標記などのインレタは貼りにくいですね。車体のモールド位置が悪いのかインレタがオーバースケールなのか、とにかく貼れるもんなら貼ってみろと言わんばかりで…。結局四角いはずの検査標記が台形です(^^;
右端のスロ62は、だいぶ前に完成直前までいきながら仕掛品箱の奥で眠っていたもの。タニカワの真ちゅうキット組みですが、スロが売り切れだったのでスロフ62のテールライトを埋めてスロ化しています。真ちゅう工作などめったにしないので、唯一持っている電気配線用の30ワットのコテで組み上げたという逸品?です。車号はスロ62 2052にする予定。本来屋根は明るい灰色でなければいけないはずが、当時「これはいいぞ」という口コミで買ってきた「スエード調スプレー」の濃いグレーになっていて、塗り直すべきか思案中。確かに質感とかはスゴくいいんだけどねー。

コメント
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