正月のテレビ

外出をしない正月は、どうしても飲み食いをしながらテレビの前にしがみ付いてしまう。そしてそのテレビは娯楽番組オンパレードであるが、そうした中に大食い競争の番組もあった。
作る側にしても、簡単で視聴率を取れる番組であるから後を絶たないと思うのだが、見ていていつも「勿体ない！」と思ってしまう。その日の食べものは霜降りのステーキだった。１枚200ｇで8,000円もするという高級品である。
一般の人間にとって、滅多に口にできないそうし品を、味わうためでなく無理やり口に押し込むのを見ているとあまりいい気持はしない。番組制作の経費と考えれば大した金額ではないが、この種の番組を見ていていつも感じることである。
それにしても恒例の“箱根駅伝”は多くの感激を与えてくれる。その上今年は早稲田の往路優勝という、希望はしていたが予想のできなかった嬉しい結果となり大満足だ。