気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

格差社会

2008-01-08 07:03:14 | Weblog
最近、「格差社会が一段と進んでいる」と叫ばれているが、昨年度のIMF:国際通貨基金の報告によれば、わが国の“最高所得層が、最低所得層の何倍いるか”との比率が「2.28倍」で、報告書の対象となった国の中で、一番低い値であるそうだ。即ち、日本の格差は最小ということである。
因みに各国の数字を示すと以下の通りである。
ブラジル:23.45、中国:12.20 、メキシコ:11.25 、米国:8.63、ロシア:7.65、英国:6.67、インド:5.51、フランス:4.11、日本:2.28
現実の問題として、世の中に格差があるのは事実であるが、自分が“並以下”と思っていては生きていく希望も失せてしまう。実際、日本人の90%以上は「自分は中流」と信じているそうだ。だからこそ明るく生きていけるというものだ。
「格差」には「現実的格差」のほかに「感覚的格差」がある。その「感覚的格差」に振り回されず、前向きに生きていくことだ。そうした考えを持つことが精神面にプラスに働き、その結果は肉体的健康にも繋がるようである。