気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

菅内閣の功績

2011-09-01 04:38:20 | Weblog

震災復興・経済問題・外交問題、何を取っても不満だらけな菅政権であった。“外国から好き放題をやられた”内閣であったが、その外交問題を振り返り評価しての、次のような主旨の記事を読んだ。

≪尖閣での漁船衝突事件を受け、外交上の摩擦が生じたが適切な対処に努めた。また総理は胡錦濤主席・温家宝総理との会談を通じ、大局的な観点から、幅広い協力により「戦略的互恵関係」の充実を推進した。そして更に、中国の国防力の強化や海洋活動の活発化に懸念を表明し、中国との戦略的互恵関係を充実させた≫

≪菅総理は、メドベージェフ大統領と3回の会談を実施し、アジア太平洋地域のパートナーとして相応しい関係の構築を目指し、政治・経済を始め、あらゆる分野での関係発展で一致した。また、ロシア要人の北方領土訪問には首脳レベルで抗議し、領土問題に粘り強く取り組むことで一致した。あらゆる分野でのロシアとの関係を強化できた≫

大いなる成果と評しているわけであるが、皆さんはこの文章に納得できるであろうか? 私にはできない。 尤も、そんなことを論ずるだけ野暮かもしれない。何しろこの文章の発行元は『内閣官房内閣広報室』であるのだから・・・。