連休に新宿の末広亭へ出掛けたが、開場を待つ人の多さにウンザリ、急遽計画を変更して新宿御苑へ行った。
この新宿御苑には過去5~6回行っているが、意外にその広い内部の位置関係を理解していなかった。今回は案内地図を片手に、たっぷりと時間を掛けて回った。日本庭園・イギリス風景式庭園・フランス式整形庭園と、3つのパートを充分に堪能した。民族により、庭に対しての思い入れも違うようで面白い。
尚、温室は工事中のようで閉鎖されていた。来年2012年の春に完成予定とのことであった。
今回初めて「ホオノキの花」を見た。枝先に、黄白色の直径が15センチ以上もある大きな花が咲いていた。この花は開花後の寿命が短いそうであるが、つぼみが次々に花を咲かせるので、長い期間楽しめるとのことである。
ホオノキは、北海道から九州まで日本各地の山地に自生していて、樹高は20~30mにまで生長するという。“葉と花の大きさは、日本の落葉樹木の中で最も大きい”のだそうである。そういえば、この大きな葉の上に、味噌と鮭や牛肉の食材を乗せて焼く「朴葉焼き」を思い出した。