気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

前原国交相の発言

2009-09-19 06:43:37 | Weblog
新しい民主党の政権が発足し、その支持率も小泉内閣の87%に次ぐ75%だそうである。各大臣は早くも活動を開始したようであるが、注目されている「八ッ場ダム」問題に関し、≪前原国交相は笑顔のままで、「マニフェストに書いてあることですので中止します」と、あっさり中止を明言した≫そうである。
民主党内で小沢幹事長にも正論を吐く彼には一目を置いていたのであるが、現地の状況も解らぬうちに、事もなげにそうした発言をするとは早計であったようだ。この発言には各方面から即座に反発があり、建設予定地を訪れ地元の住民などから話を聞く意向も示したそうである。
元民主党の代議士であったわが埼玉県の上田知事は、「自民党ではなく日本国政府と契約した。政府が契約を破棄するなら相当な理由がないと出来ないが、理由の説明など一度も聞いたことはない」と記者会見で不快感を露わにした。そもそも、地元住民や関係自治体と協議を行わずにマニフェストに中止を盛り込んだ点を“マナーとして恥ずべきこと”だと批判している。
「マニフェストに書いてあるから」との単純な理屈で政治を進めていいものであろうか?