気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

小太り

2009-03-22 07:22:01 | Weblog
糖尿病とは、“ブドウ糖が細胞の中にきちんと入って行きエネルギーに変わる”という、体の自然な作用が働かなくなってしまった状態だということは知られているところだ。日本の患者数は現在820万人以上にも及び、その予備軍は何倍もいるそうである。遺伝要因に加え、運動不足や栄養過多、肥満、喫煙などが引き金になるといわれている。
そのため、“内臓脂肪型肥満”に高血圧等の合併症を起こしている「メタボ」といわれる状態は要注意とされ、肥満は健康・外見上の両面から多くの人に敬遠されているのが現状である。
だが健康的には“小太り”といわれる状態がいいのだと聞いた。メタボで糖尿病になってしまうのは言語道断であるが、小太りの人は“標準体重”の人より死亡率が低いそうである。
理由は、蓄えられたブドウ糖は先ず脳へ大量に送られるため、痩せている人の場合はそれ以外の所に不足を来し体力が弱くなるのだという。これは浜松医科大学の高田名誉教授から聞いた話であるが、私も、「無駄な脂肪もなく引き締まった体だ。長生きをするだろう」と言われていた人が肺炎を患いあっさりと亡くなった例を知っている。長生きをするには小太りがいいようである!