気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

定額給付金

2009-03-18 07:15:23 | Weblog
ぼつぼつと「定額給付金」の案内が届き始めたようである。ひととき騒がれたこの「定額給付金」について改めて考えてみた。
gooリサーチと毎日新聞社が去る1月23日~25日に行った共同調査によると、『評価はしないけれど“嬉しい!”が59%』に上がったそうである。面白い結果である。もっと有効に使って欲しかったが、決まってしまったからには受け取らぬ理由はない。受け取るのが人情であろう。
ある人に送られてきた説明書には、『定額給付金事業は、市民皆様の暮らしを応援し、あわせて、地域の経済を活性化するために実施します』と書かれているそうである。だが前記の調査によれば、その使い道は、『「生活費の足し」が54%で最も多く、次いで「貯蓄」が24%』だそうである。
これを機会に、買う積りのなかった品物を買ったり、特別の出費を考える人は2割程度だそうである。これでは“消費を押し上げる効果”もあまり期待できない。
せっかく徴収費用を掛けて集めた税金を、また膨大な経費を掛けて国民に戻すだけの、今回の措置はまったく馬鹿げたことであると思う。