滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1005/191:子ども手当】支給日、滋賀県内全市町で決定/ 子ども手当、大半は10、11日

2010-05-27 23:52:12 | Weblog
 滋賀県内の全市町で子ども手当の初回支給日が決まった。関連法成立から約2カ月でのスピード支給となるため事務を担う市町が対応できるか心配されたが、全市町で6月中に支給される見通しとなった。

 子ども手当は中学生以下の子を育てている世帯に、本年度は子ども1人あたり月1万3千円を支給する。関連法は3月26日に成立し、6月を初回とする年3回の支給を定めた。各市町は4月以降、対象家庭への申請書の発送や申請受け付けを急ピッチで進めていた。

 県によると、支給日は従来の児童手当の支給日にあわせ、大津、彦根、長浜各市など16市町が6月10日に、野洲、甲賀市が11日に設定した。東近江市は、電算システムの導入の都合などで28日に支給する予定。

 大津市では、給料で支給される公務員を除いた支給対象世帯数約2万8千世帯のうち、5月上旬までに申請のあった約2万5千世帯に手当が支給される。県によると、県内の支給対象の児童・生徒数は22万7千人(今年2月末現在)で、支給総額は295億円が見込まれている。

(5月27日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100527000173&genre=A2&area=S00


【1005/190:まちづくり条例】市政情報共有、市民参加充実も / 市政情報共有、市民参加充実も

2010-05-27 23:47:03 | Weblog
 彦根市まちづくり基本条例検討委員会(委員長・森將豪滋賀大教授)は、市政運営の根幹として位置づける条例案のたたき台をこのほどまとめた。市政の情報共有の推進と市民参加の制度充実を掲げ、市長と市議会による政策の立案・形成に、市民意見の反映を図るとしている。

 たたき台では、情報共有の推進のため、情報公開条例で明文化されていない「審議会の原則公開」を条文化し、政策の立案や見直しの過程を市民に見せる。

 市民参加の制度充実では、「審議会の委員公募」「意見公募手続き」のほか、市民のまちおこし活動を支援した市民創造事業など「市民提案制度」を設けることを条文化する。市独自の住民投票制度の設置も盛り込み、別に設ける関連条例で要件やテーマ、方法を定めるとしている。

 まちづくりの全体計画を決める「総合計画」についても定め、総花的にならないよう「財政計画との整合性」「市民参加による策定」などの項目を盛り込むという。

 まちづくり基本条例検討委は、公募市民、民間事業者、自治会役員、市職員ら約30人がメンバー。2008年6月から会合を重ねている。5月28日に市議と意見交換した後、素案にまとめて市へ提出する。

(5月27日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100527000165&genre=A2&area=S00

【1005/189:知事選】嘉田知事、市長会に推薦を要請 / 滋賀県知事選

2010-05-27 23:42:45 | Weblog
 7月11日投開票(6月24日告示)の滋賀県知事選で、再選を目指して立候補する嘉田由紀子知事は5月27日、県市長会(会長・目片信大津市長)に推薦を要請した。

 嘉田知事は大津市の同会事務所を訪れ、目片会長と会談。両者によると、目片会長は要請に対して「機関決定が必要」と述べ、今後各市長の意向を確認してから回答するとの考えを示したという。

 県市長会によると、過去の知事選では原則として現職を推している。ただ、目片会長は今月12日の会見で「(市長の中に)反嘉田がたくさんいる」「親嘉田もいる」と話し、今回は市長会として特定候補を推薦するのは困難との見通しを明らかにしている。

(5月27日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100527000164&genre=A2&area=S00


【1005/188:冒険遊び場】広がる輪、子育て支援の拠点にも 県内でも3団体が活動 

2010-05-27 23:36:36 | Weblog
 子どもたちに泥だらけの挑戦を--。保護者らで運営し、自由な外遊びの場を提供する「冒険遊び場」が県内でも盛況だ。3年前に始めた東近江市では対象年齢が未就園児まで広がり、子育て支援の拠点に発展。彦根や草津の遊び場も人気を集めている。【安部拓輝】

 今月16日、東近江市八日市の大水公園。約800平方メートルの広場では急傾斜の滑り台で遊ぶ子どもたちから歓声が響いた。ドラム缶風呂も用意され、七輪の前では親子がべっこうアメ作りに夢中だ。公園は「八日市に冒険遊び場をつくる会」が運営し、第3日曜と第4土曜に開いている。

 冒険遊び場とは75年に東京・世田谷の空き地で始まった地域住民の活動。ボール遊びなどを禁じた公園が多い中、制約のない外遊びの場を作ろうと、全国に広がりつつある。

 同会は07年4月に活動を始め、08年には五個荘地区の中央公園で開始。来月には能登川地区の猪子山公園でもスタートする。乳幼児の母親から希望が相次ぎ、09年度には毎週金曜日の「ちびぱーく」が誕生した。代表世話人の村山弘晃さん(36)は「転んでべそをかいていた子が帰るころにはたくましくなる。そういう瞬間に立ち会えるのが子育ての喜びです」と話す。

 県子ども・青少年局によると、県内で活動中の団体は同会のほか、彦根市野田山町の山林が拠点の「彦根プレーパークの会」と、草津市の「子どもネットワークセンター天気村」の三つ。大津市でも市民活動センターが呼び掛け、夏休みに体験会を開く準備を進めている。

(5月27日付け毎日新聞・電子版)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100527ddlk25040466000c.html

【1005/187:湖北土地改良区の横領疑惑】告訴、7月中に結論 外部調査委に委ねる 

2010-05-27 23:26:06 | Weblog
 湖北土地改良区(長浜市)の横領・背任疑惑で、同改良区の緊急理事会が5月26日開かれ、農林水産省から疑惑を指摘された酒井研一・前理事長(80)と辻喜代彦・前事務局長(56)への対応などを協議。2人を刑事告訴するかどうかは弁護士などでつくる「外部調査委員会」に委ね、7月中に結論を出すことになった。

 北村又郎・理事長代理によると、農水省が指摘した約3400万円は改良区の「裏会計」と一般会計から出ていたことを確認。理事ら12人に報告された。

 また、県職員らが頻繁に改良区の接待を受けていたとの指摘に対し、嘉田知事が厳密な調査を表明したことについて、北村理事長代理は「県から調査の申し出があれば、迅速に対応する」と話した。【桑田潔】

【関連ニュース番号:1005/178、5月26日;1005/150、5月23日;1005/99、5月16日など】

(5月27日付け毎日新聞・電子版:同日付け朝日なども報道)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100527ddlk25040448000c.html