宮崎県での口蹄(こうてい)疫拡大によって滋賀県のブランド「近江牛」の子牛確保が懸念されていることについて、嘉田由紀子知事は5月25日、「子牛が入らないと施設の稼働率が低下し、畜産農家の経営に影響を与える」と述べ、既存の制度資金の活用などで畜産農家の支援にあたる意向を示した。
県内の子牛の仕入れは宮崎県産が4割を占めている。嘉田知事は同日の定例会見で「子牛市場の価格が上昇傾向にある。価格動向を分析し、農家へ情報提供する」と語り、畜産農家の要請があれば経営相談や制度資金の紹介を行うとした。
また、仕入れ先の変更については「産地ごとに肥育のノウハウがあり、経験のない他地域からの子牛導入は簡単ではない」として、県畜産技術振興センター(日野町)で技術相談の対応をとる考えも示した。
【関連ニュース番号:1005/158、5月24日;1005/138、5月21日;1005/137、5月21日など】
(5月25日付け京都新聞・電子版)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100525000170&genre=A2&area=S00
県内の子牛の仕入れは宮崎県産が4割を占めている。嘉田知事は同日の定例会見で「子牛市場の価格が上昇傾向にある。価格動向を分析し、農家へ情報提供する」と語り、畜産農家の要請があれば経営相談や制度資金の紹介を行うとした。
また、仕入れ先の変更については「産地ごとに肥育のノウハウがあり、経験のない他地域からの子牛導入は簡単ではない」として、県畜産技術振興センター(日野町)で技術相談の対応をとる考えも示した。
【関連ニュース番号:1005/158、5月24日;1005/138、5月21日;1005/137、5月21日など】
(5月25日付け京都新聞・電子版)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100525000170&genre=A2&area=S00