滋賀県議会の米原市選挙区議員定数問題をめぐって、地元米原市の市長と市議会議長が4月6日、県議会議長を訪ね、米原市選挙区の定数2を維持するよう要望しました。
滋賀県議会の議員定数は現在47ですが、選挙区ごとの定数は原則として人口比で割り振るよう法律で定められています。この原則に当てはめると、米原市の定数は現在の2から1に減り、大津市は10から11に増えることになります。
6日午後、県庁を訪れた米原市の泉市長と音居市議会議長は、県議会の吉田議長に要望書を手渡し「南高北低といわれるような地盤沈下を引きおこさないよう、米原市の選挙区定数をぜひ現状の2のまま維持していただきたい」と述べ、理解を求めました。
県議会の定数問題については、議長の諮問機関である「議員定数検討委員会」が昨年8月以来、11回に渡って会議を開き検討を進めていますが、選挙区ごとの割り振りについては、まだ結論が出ていません。委員会では6月県議会をめどに決めたいとしていますが、一票の格差や地域間格差、さらに議員の身分など、複雑な問題が絡むだけに、来年春の統一地方選をにらんでギリギリの調整が続くものとみられています。
【関連ニュース番号:1004/114、4月15日】
(5月6日、びわ湖放送・電子版)
http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_detile2.php?newsid=1647
滋賀県議会の議員定数は現在47ですが、選挙区ごとの定数は原則として人口比で割り振るよう法律で定められています。この原則に当てはめると、米原市の定数は現在の2から1に減り、大津市は10から11に増えることになります。
6日午後、県庁を訪れた米原市の泉市長と音居市議会議長は、県議会の吉田議長に要望書を手渡し「南高北低といわれるような地盤沈下を引きおこさないよう、米原市の選挙区定数をぜひ現状の2のまま維持していただきたい」と述べ、理解を求めました。
県議会の定数問題については、議長の諮問機関である「議員定数検討委員会」が昨年8月以来、11回に渡って会議を開き検討を進めていますが、選挙区ごとの割り振りについては、まだ結論が出ていません。委員会では6月県議会をめどに決めたいとしていますが、一票の格差や地域間格差、さらに議員の身分など、複雑な問題が絡むだけに、来年春の統一地方選をにらんでギリギリの調整が続くものとみられています。
【関連ニュース番号:1004/114、4月15日】
(5月6日、びわ湖放送・電子版)
http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_detile2.php?newsid=1647