滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1005/149:琵琶湖環境】希少な淡水魚16種展示 琵琶湖博物館、淀川水系環境保全訴え

2010-05-22 01:41:08 | Weblog
【写真:琵琶湖・淀川水系に生息する天然記念物のアユモドキ】

 県立琵琶湖博物館(草津市)は、企画展示「守ろう!琵琶湖・淀川水系の魚たち」を開き、同水系に生息する希少な淡水魚16種、約250匹の生体を展示している。5月30日まで。

 10月に日本を議長国とした生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が名古屋市で開催されるのを記念して企画。博物館が保存・繁殖している同水系の魚のうち、保護が必要として県のレッドリストに記録されている在来種を紹介した。

【写真:日本固有種のシロヒレタビラ(いずれも県立琵琶湖博物館提供)】

 天然記念物のアユモドキや日本固有種のシロヒレタビラ、絶滅したニッポンバラタナゴやイタセンパラなどを展示。これらの種の固有性や多様性を保護するため、展示を通じて同水系の環境保全の必要性を呼び掛けている。

 月曜休館。入館料は大人750円、高校大学生400円、小中学生無料。 (添田隆典)

(5月21日付け中日新聞・電子版)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100521/CK2010052102000002.html


【1005/148:障害者支援】支援施設「あかね」でしゅん工式 / 大規模改修工事が終了

2010-05-22 01:32:22 | Weblog
【写真:しゅん工を祝う式典でくす玉を割る利用者ら(東近江市・障害者支援施設「あかね」)】

 老朽化が進んでいた滋賀県東近江市小脇町の障害者支援施設「あかね」で、2009年3月から行っていた大規模改修工事がほぼ終了し、5月21日にしゅん工式が行われた。約100人が、真新しく生まれ変わった施設を祝った。

 社会福祉法人「蒲生野会」の施設で1988年に開所。今回の改修で、延べ床面積が約500平方メートル増えて約2300平方メートルになり、バリアフリー設備や個室が整備された。

 近隣市町の資金補助や地域住民による募金活動などで改修資金が集まったといい、井上為理事長は「みなさんの多大なご支援に心からお礼申し上げたい」と話した。式典では入所者によってくす玉が割られ、和やかな雰囲気に包まれた。

 「あかね」には40人の入所者がおり、月平均5、6人の短期入所者が利用している。

(5月21日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100521000190&genre=O1&area=S00


【1005/147:国際交流】大津市と豪・モスマン市が署名式 / 市民友好交流を結ぶ

2010-05-22 01:27:43 | Weblog
【写真:モスマン市のアン・コノン市長(左)と握手を交わす目片市長=大津市役所 】

 大津市の目片信市長は5月21日、オーストラリア・モスマン市のアン・コノン市長らの訪問を受け、「市民友好交流に関する合意書」に署名した。

 モスマン市は、オーストラリアの首都シドニー市の近郊に位置する。人口約2万9000人で、タロンガ動物園などで有名。

 2008年10月に大津商工会議所の国際交流委員会のメンバーがモスマン市を訪問。南半球で英語圏の都市との交流を模索していた大津市との思惑が一致し、交流が始まった。

 署名式で目片市長は「今後、両市民の交流の輪が広がり、多くのモスマン市民が大津を訪れることを期待している」とあいさつ。市長の証しでもある赤いローブと首飾りを身につけて署名式に臨んだアン・コノン市長は「きょうの署名式は、友情の旅路の始まりだ」と述べた。

(5月21日付け京都新聞・電子版:22日付け中日・電子版、26日付け毎日・電子版なども報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100521000175&genre=A2&area=S00
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100526ddlk25040542000c.html
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100522/CK2010052202000001.html

【1005/146:産業振興】近江てんびん棒 技術商談 / 県内企業、大手に売り込み

2010-05-22 01:22:05 | Weblog
 滋賀県と県商工会議所連合会などは、6月から県内の企業が業界大手に直接出向き、商談する機会を提供する「近江技術てんびん棒事業」を始める。第1回の商談相手はトヨタ自動車で、自動車関連の県内企業がトヨタ本社(愛知県豊田市)に集まり、自社の技術を売り込む。

■第1弾は48社トヨタ本社へ

 1社では難しい大手との出会いを演出し、企業の活性化につなげようと県が企画した。てんびん棒を担ぎ、商品を売り歩いた「近江商人」にちなんで事業名とした。

 トヨタとの商談会は6月3、4日に行い、県内に本社や事業所のあるプラスチック製品や電子機器、塗料などを製造する48社が参加予定。会場には自社の技術を生かしたトヨタへの提案や自社製品を展示する個別ブースを設け、トヨタや関連会社の技術開発などの担当者にアピールする。

 今後も、家電、住宅業界などとの商談会を随時開催する予定。

 県新産業振興課は「取引だけでなく、業界のニーズを知ることで商品開発につなげてほしい」としている。

(5月21日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100521000041&genre=B1&area=S00

【1005/145:景観保全】「針江・霜降の水辺」を選定 / 重要文化的景観 文化審答申

2010-05-22 01:16:27 | Weblog
【写真:わき水を利用した川端(高島市針江)】

 国の文化審議会(西原鈴子会長)は5月21日、「高島市針江・霜降の水辺景観」を重要文化的景観に選定するよう川端達夫文部科学相に答申した。全国20番目で、滋賀県では「近江八幡の水郷」「高島市海津・西浜・知内の水辺景観」に次いで3番目。同一市で2カ所目の選定は全国で初めて。

 答申されたのは、水路が張り巡らされた針江・霜降の集落、集落を流れる針江大川、水田、ヨシ群落、琵琶湖の一部の計295・9ヘクタール。多くの民家には、川端(かばた)と呼ばれるわき水をため込んだ独特の炊事場がある。住民はわき水を生水(しょうず)と呼び、川端に神棚を設けるなど、伝統的な暮らしを守り、集落から琵琶湖へと連続した水環境の保全を進めている。琵琶湖周辺の生活文化を理解する上で重要な地域と評価された。

 また、同審議会は史跡紫香楽宮跡(甲賀市)に3遺跡を追加するよう答申した。

 京都では、奈良時代に平城京へ瓦を供給した史跡「歌姫瓦窯跡」(木津川市・奈良市)に木津川市の4カ所の瓦窯跡を追加し、史跡の名称が「奈良山瓦窯跡」に変更される。

(5月21日付け京都新聞・電子版:22日付け朝日・毎日・中日の電子版なども報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100521000211&genre=M2&area=S00
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001005220003
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100522ddlk25040512000c.html
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100522/CK2010052202000004.html