田舎者ですが(^◇^)

会津の四季やローカルな話題、日常の出来事などを不定期ながら少しずつ綴っていきます。

会津彼岸獅子

2012-03-20 18:53:45 | まつり・イベント

今日春分の日は彼岸の中日ですが、ここ会津では春彼岸に入ると人々が待ち侘びていた獅子舞が街にやって来ます。
太夫・雄・雌三体の獅子が笛と太鼓の独特な音色に合わせて古式ゆかしい舞を披露しながら街中を練り歩きます。
この「会津彼岸獅子」は五穀豊穣と家内安全を祈願して春の訪れを皆で喜び合う会津の伝統行事です。
今日は午前中に会津若松市の鶴ヶ城本丸内で行われた獅子舞の公演を見物して来ました。
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☆会津彼岸獅子の由来☆
天喜四年(1056年)の「前九年の役」で源義家が安倍貞任を征討の際、士卒の戦死者を弔い、士気を鼓舞するため、従軍の兵卒に笛太鼓の勇壮な調子に合わせて舞をさせたのが起源です。今から約三百年前、会津一円に悪疫が流行したため主な社寺に獅子舞を奉納し平癒を祈願したのが春彼岸の頃だったので彼岸獅子と呼ばれるようになりました。寛永二十年(1643年)に保科正之公が会津藩主として若松城に入城した際に獅子を先頭に立て、士気を鼓舞したそうです。また、戊辰の役で日光口総督「山川大蔵」が小松の獅子団と共に敵中を威風堂々と行進して帰城した話は有名です。
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※会津彼岸獅子について詳しくお知りになりたい方はこちらのサイトをご覧ください。

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コメント (6)
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