田舎者ですが(^◇^)

会津の四季やローカルな話題、日常の出来事などを不定期ながら少しずつ綴っていきます。

「高羽哲夫記念館」が開館しました

2008-11-05 19:09:31 | 日記・独り言

今朝は放射冷却現象の影響で今季一番の冷え込みとなり、会津地方では初氷を観測しました(((+_+)))
もちろん暖房器具(石油ファンヒーターとこたつ)は1週間前から使用していて寒さ対策は万全でしたよ。
全然関係ない話ですが、アメリカ大統領選挙ではバラク・オバマ候補が勝利し初の黒人大統領が誕生するようです(^◇^)
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皆さんは映画カメラマンの故高羽哲夫(たかはてつお)さんをご存知でしたでしょうか?
高羽さんは「男はつらいよ」シリーズで撮影監督を務めるなど山田洋次監督の大半の作品にスタッフとして参加し、「男はつらいよ」シリーズでは48作品の内の第1作から遺作となった第47作までの撮影を担当しました。
その他に山田監督とのコンビで「幸福の黄色いハンカチ」「息子」「学校」などの名作を残しました。
その高羽さんは僕が住む集落の川向の場所にあたる福島県湯川村の出身ですが、先月の26日に会津若松市日新町(にっしんまち)の末廣酒造嘉永蔵内に「高羽哲夫記念館」が開館し、オープニングセレモニーには山田監督も駆け付けました。
記念館には高羽さんの遺品が多数展示されています。
その内容は以下の様なものです。
☆デビュー作「馬鹿まるだし」をはじめ、「男はつらいよ」シリーズなどの脚本130冊には本人直筆の書込みがされています。
☆2度にわたる日本アカデミー賞撮影賞受賞など数々の賞状、盾、副賞。
☆映画公開時の懐かしいパンフレット51点。
☆作品ごとにまとめられている映画撮影時のスナップ写真のアルバム45冊、
☆「映画技術」のNo.1~160などの私蔵書籍213点。
☆愛用の皮製鞄や帽子、カメラ、映写機、衣類、小物、規子夫人手作りの台本入れもありました。
☆その他に大入袋、JSC(日本映画撮影監督協会)バッヂと会員証、名刺などでした。
これらの貴重な品々を見て、日本映画史に輝かしい足跡を残した名カメラマン高羽哲夫さんが映画作りにかけた情熱が伝わって来るような気がしました。

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コメント (8)
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