CDで保存をしておいた昔の掲示板とかブログ記事を懐かしみながら読んでいたら、casTY時代に親交のあった折り鶴さんが書いた詩を見つけました。
折り鶴さん、お元気ですか?
長いことお友達付き合いさせていただきありがとうございました。
今日は貴女の素敵な詩を一詩人でもある僕がここでご紹介させていただきますね(*^_^*)
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「止まらない涙 」
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君のことだけを想ってしまう夜には
胸の中にこみ上げる何かが弾けて
止まることの無い涙も拭えないまま
時だけが過ぎるのを待ってる
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何度も知らされた言葉のすれ違い
雨にも負けないで
風にさえ負けないで
彼のあの詩になれなくて
いつしか覚えてしまったよ
ひとりきり心を閉ざしたまま
生きること
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「指先 」
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そっと触れたその指は
あなたの温もり伝えてくれる
冷たいね
そう言って 手を握り返すあなた
冬の道
そのままポケットの中で
手をつなぎ
温め合う二人
歩きながら
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もっと寄り添ってね
言葉が肌に伝わって来るほど
幸せなの
こうしていると 少しも寒くない
冬の夜
あなたのコートが温かい
心にも
体にも届いてる
寄り添いながら
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「微睡み」
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私は椅子に腰掛け微睡んでいた
ふと目を開けると蒼い海が
視界を覆う
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海の向こうからあなたの影
日焼けしたあなたの顔が
私に話かける
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そんなに驚いてどうしたの?
だってあなたに会えるなんて
僕と一緒に泳ごうよ
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何を考えているのさ
生まれたままの姿でいいさ
早く一緒に泳ごう
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一頻り泳ぎ戯れた後に
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君に会えてよかった
ほら見てごらんあの雲
そう言い残すとあなたは・・・
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会いに来てくれるなんて
ありがとうなんて言えない
淋しさが胸を震わせるから
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あなたの顔が私の瞳の中で微睡んでる
いつまでもでいる
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今頃あなたは雲に乗って
旅を続けているのかしら
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ふと目を覚ますと
額の中のあなたが
私を見つめてる
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あなたが逝った日を
忘れはしないけど
泣きもしないけど・・・
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「透明な時」
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もっといろいろ 教えてあげる
ずっと昔の 幼い日から
楽しかったり 悲しかったり
この心の中に いっぱい詰まった
君のことも 全部
今 透き通った僕を
感じてほしい
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君と出会って 変わっていくよ
閉じこもってた 本当の自分
泣いたり 笑ったり
その瞳の中に いっぱい写して
僕のことは 全部
もう 透明な気持ちで
いられるんだよ
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「別れの予感」
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ただ なんとなく
あなたの顔を眺めてた
青い空をバックに
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こんな場面を
どこかで見たような気がして
思い出そうとしても
今が眩しくて
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あなたの肩に
白い雲がかかる
優しい形で甦る
ずっと遠い夏
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まだ少し早い春に
あの時の日差しを感じて
妙に寂しい影が延びる
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ただ なんとなく
気づいてしまった
別れの予感
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「白い君 」
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目覚めると 外はうっすらと白い景色
楽しそうな 子供達の声がしても
素直に喜べない 自分がいる
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あの時 冷たい手を君の顔にあてて
はしゃいだこと 懐かしくて
何年か振りに 素手で雪にふれてみると
思い出す間もなく 溶けていく
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冷えた 君の体も心も
今なら 温めてあげられる
そんな 勝手なこと考えながら
渋滞の中へ 流されて行く
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君の心の 日影には
まだ 残っているんだろうか
いくら時が過ぎても 消えない思い出もある
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今日 また 知らされた
溶けていない 僕の心には
白い君が いることを
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「夢電車 」
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ふかふかの待合室
とても落ち着くところ
改札にある時計の音は
ホームに招待してくれる
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早く会いたくて目を閉じる
線路の向こうは真っ暗
まだ何も見えない
いつも来る訳じゃない
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時刻表も無い駅では
祈りながらただ待つだけ
耳元に駅員さんの声
なかなか来ませんね
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ため息と一緒に
何度も寝返りをうつ
今日は来ないみたい
あなたの乗る夢電車
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「甘い香り」
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甘い香りの思い出を
レモンティーに浮かべて
淡い色 眺めながら
映ってる笑顔に
話しかける ひとときが
とても好きで
でも寂しくて
かきまぜようとしてる
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髪の色を変えてみたわ
もう大人のつもりよ
フレンチの味 苦さも知った
悲しい時いつも
思い出すの あなたのこと
よく唄ってた
あの曲がまた
どこからか聞こえてる
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「忘れ物」
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あなたが微笑んでたのは
私でなく 夢に だったのね
気付かないまま時が過ぎて
もう この気持ち変わらない
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あの時 感じた温もりも
優しい その笑顔も
忘れられないの
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行かないで
言葉にすると 悲しすぎて
いつものように 笑って見せる
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わたしが悩んでたのは
あなたにとって 小さいこと
ドアにもたれた影を見てる
その声を 消してしまうベル
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あなたの 希望乗せて
走り出す電車
堪えてた涙が
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愛してる
勇気があれば 言えたのに
この忘れ物 届けたいのに
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「人生の読点」
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過ぎ去る風に 季節を感じながら 歩く海辺
迎えてくれたのは 鳥の声と波の音
足りないのは やさしい笑顔と声
寄り添う恋人達に あの頃を重ねてしまう
いつまでも 今の気持ちでいて欲しいと
思えるようになった 今
男が一人で 海に来るのは
きっと 思い出を探して
戻れない人生の読点を 打つ為に
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飛び交う鳥に 見守られながら 佇む港
心残りなのは 幸せに出来なかったこと
忘れないのは やわらかい胸と唇
寄り添う恋人達が いつか思い出して
ここに来る そんなことが無いように
思えるようになった 頃
女が一人で 海に来るのは
もっと 幸せになりたくて
戻れない人生の読点を 打つ為に
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「春に」
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今 こうしていることを
懐かしく思う時が来ても
その先では
また
あの頃になってしまう
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時は
過去しか作らないのだろうか
制服がとても眩しい
春に
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「月」
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月が姿を変えるのは何故?
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君は
それはねっ 地球が、、、
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本当は そんな答えじゃなくて
ロマンチックな言葉を期待してたんだよ
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ひょっとして それに気付いてて
知らないフリしてるの?
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僕の言葉は
いつも 遠回しだから
伝わらないかも知れないね
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どんなことも
答えは ひとつじゃないってこと
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僕が見つけた この質問の答えは、、、
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二人が
白髪になったら 教えるよ。
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「通り過ぎた風」
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テーブルの紅茶が
冷めるだけの時間が過ぎた
透明な光が君の目に浮かぶ
もう会えないことは分かっている筈
今までの想い出が
通り過ぎる風のように頭をよぎる
悪者になりきれなくて
思いつくのはやさしい言葉ばかり
君から言わせたくない気持ちは
僕の頬を細かく揺する
そのたった一言を
言う為にここに居る
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改札を通った君が
思いがけずに振り向いた
口元が少し動いた気がする
もう聞き直せない言葉なんだろう
君にとって僕は
通り過ぎた風のようになるんだね
心の傷だけを残して
思出すのは笑顔の君ばかり
君は心なしか微笑んでるみたい
引きつった僕の顔を笑うように
すぐにホームへ消えて行く
あれが最後の姿
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「春の終わる音」
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気まぐれな天気
長い間待っていたよね
楽しいことだけを
いつも考えていたのに
まるで君が降らせたような
胸にしみる雨
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潮の香りもなく
どんよりと曇った空
それでも鳥は飛ぶ
君には青空が似合う
苦しいような土の色に
映っている薄い影
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春の終わる音
最後の言葉を交わし
その線に触れたね
横で聞いている歌
空を見上げた横顔に
何かが重なる光
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「気づかないふたり」
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無理に笑顔をつくる君は
初めて失った恋を
小さな胸の中に閉じこめてしまう
日記を綴るようにいつも
君を見て来た僕にさえも
話したくないほど傷ついたんだね
明かりの消えた部屋は
涙の海に変わっている頃
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もう鳴らなくなった電話を
待ち続けているようなしぐさ
気づかないふりして差し出す紅茶
君の大好きな香りでも
心癒すこと出来ないのに
こんなことだけしか してあげられない
週末は晴れそうだ
遊園地にでも行こうか二人で
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「秋の海」
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誰もいない夕暮れ時の浜辺
雲が重く垂れ込めて来る
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私ひとり浜辺を歩き あなたを思う
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泳ぐ人もいない海ただ波の音だけが
潮の香りをのせて空気を振るわせる
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空は何を想い雲を呼び雨を降らせるの?
遠い暑い夏を思い出し悲しんでいるの?
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風に語りかけても海に波をたたせるだけ・・・
雲に語りかけてもただ雨を降らせるだけ・・・
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頬を伝わる涙を雨が洗い流し
冷たい風が私の胸を吹き抜ける
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この浜辺には二度と来ることはないでしょう
思い出をありがとう
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さようなら あなた・・・
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(無題)
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明日がどうなるなんて わからない
未来なんかわからない それでいい
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昨日のことなんか 忘れればいい
過去のことだもの 取り戻せない
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今日のこの時があれば それでいい
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今を生きれば いいじゃない
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「僕」
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大人たちが 僕にはわからない
何でそんなに いがみあうの
何でそんなに 憎しみあうの
僕にもわかるように 教えてよ
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お母さんが 僕に教えてくれたよ
ともだちと 仲良くしなさいと
お父さんが 僕に教えてくれたよ
人をいたわり 愛することを
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戦車が走りまわる 街なんて
ミサイルが飛びまわる 街なんて
瓦礫の山がある 街なんて
僕はいらない そんな街
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僕が欲しいのは 家族
楽しかった あの時
みんな笑っていた あの時
もう戻れないんだね あの時に
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僕のお母さんを返してよ
僕のお父さんを返してよ
悲しみと 憎しみだけしか残らない
大人になるんだね 僕は
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「幻想」
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何時(いつ)の時代も
争い事が絶えることが無い
人々は無意味な争いに
翻弄され逃げまどう
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男達は武器を持ち
女達は祈り続ける
子供達は泣き叫ぶ
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限りない困惑
限りない幻滅
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だれもが我を見失い
だれもが勝利を信じ
争いは終わらない
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暴力から生まれ出るもの
悲しみ 憎しみ 怒り
大地に染みいる血
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何時果てる事も無く
悪夢は果てしなく
続く・・・