地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

水泳界黒髪化

2009年10月21日 | swimming
水連、「茶髪、ピアス禁止」明文化へ

これには驚いた。

もう10年以上前になる現役時代から、ピアスやネイルでよくレース前に怒られていた。
反抗心旺盛の若かりし大学生の当時は、まったく腑に落ちなくて、でもレースに集中しなくては!と憤慨してピアスを外していたけれど・・・
しかもテレビ放映のあるレースに出るときだけ、注意が厳しかったりして、、、。

当時、外国人のスイマーに憧れて、ピアスをして泳ぐのが大好きで、でもよくプールの中で紛失して、ずっと潜って小さなピアスを探してた(笑)。
国際大会のたびに、みんなで手足の爪に日の丸の国旗を描いて泳いだり。
ちょっぴり目立つ立場でそれはそれはいっぱい問題を起こしましたので、当時の私がお偉いさんに目をつけられる要注意人物の一人だったのは間違いないわ(笑)。

でも今はどうなんだろう。

ピアス、ネイル、茶髪が当たり前の普通の現代っ子には。
大学生の大会に行くと、プールにはライオンみたいな金髪の男女がいっぱいいる。
ピアスとネイルはしていない大学生の女の子の方が絶対に少ないだろう。
さらに付け加えると、男の子の眉毛がすごーい。(←おばはんか)
レース前に体と一緒に眉毛もシェービングしちゃったのかな?と思う。

個人的には、しつけは家庭や、もしかするとスイミングクラブで行われるべきで、それより大きな範囲では、速ければ何でもいいのではと思うのだけれど。
パフォーマンスに影響がなければ、少しのお洒落は良いのでは。
今の世の中、お洒落のセンスがあって、かっこよくてかわいくて速い方が水泳の評判が上がるに決まっている。
「度合い」というものはどの世界に行っても常識的にあるもので、線を引くのが難しいけれど。

でもこれは日本を離れて10年以上の私が思うことで、「個人の責任」ではなく、「世間体」「イメージ」を気にする日本のスポーツ界で、そういう取り締まりをするのは理解できなくはないけれど。

水連の方々に本当にお世話になっていて、信頼させて頂いている方が多いので、個人の意見以上の意味は何もないですけれど。

茶髪禁止になったら大学生はどうするのかな。
やっぱり眉毛で遊ぶのかいな。