地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

ジャーナリズムの姿勢。

2006年08月13日 | Weblog
数年前まで スポーツライターという職業をちょっとかじっていました

まだまだ未熟だったけれど
スポーツを書くことは楽しくて
その経験を大いに楽しんだ
アフリカに行くことになって以来ご無沙汰で
すっかり書く「細胞」が錆付いてしまっているような気がする

でも何だか最近 またいつか書きたいなっていう気持ちが
沸々と沸いているのです

何故かというと
最近そういう人に何人かあったり
本もいっぱい読んでいるから

もちろん今はスポーツから遠ざかってしまっているので
アフリカとか 開発のことです
(スポーツも恋しいけど)

書かないともったいないなと思うと同時に
書けるくらいにまず自分が成長しないとと思う

私はスポーツしか書いたことがないので
まだどうやって書いていいのかわからない

いろんな書き方があると思う
何を伝えたいかが重要だし
誰が読むかによっても全然違う

スポーツとは違って
視点もさまざまだから
読みやすいけれど くだらないものになってしまったり
難しくて 敬遠されてしまうものもある

でも書き方を模索したいと思います ハイ

別にどこかに掲載されるためとか
本を出すためではないけれど
昔 Numberの編集者に言われた
「ジャーナリストって職業じゃなくて姿勢だ」って

書こうと思うときは
書くためのレンズに目と頭を変えないといけない
それってたまに少し疲れるけれど
そういう風にして
まずは 日記を書いていこうと思う

感じたことを書き留めておこうと思う

それをこのブログにもご披露するかどうかは
そのときの気分次第!

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7 Comments

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Unknown (のんこ)
2006-08-21 19:21:14
無事に着いたみたいだねー。

3ヶ月ぶりのアフリカ大陸はいかが??

こちら無駄に夏休みを消化してしまいました・・・



昨日でボノボという類人猿の研究をしにコンゴへ行った日本人の研究者の特集を放映していたよ。

コンゴもちょっと前まで内戦があったようだね。

ボノボの研究が目的の日本人に対して村の人々は「飛行機に乗ってこんなところに来れるくらいお金があるんだから、病院の1つでも建ててくれ」と言っていた。

「援助をしてくれないならボノボの森に入ることも許さない」とも。



戦争ってなんなんだろうね・・・。
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ボノボ? (imonao)
2006-08-24 01:27:32
ボノボのことは知らないけど、「飛行機に乗ってくるんだったら・・・」っていうのは笑えますね。来ないと何が必要かわからないのにね!

でもJICAの人がビジネスクラスで移動するのはどうなのか?と疑問に思いつつ、私も長期滞在で長時間移動のときはその恩恵を授かりました・・・ ごめんなさい。



援助をしてくれないなら、っていうのは腹立ちますね。研究者が伝えることもすごく大事なのに。

先進国が援助することが当たり前って思っている人があまりにも多くて、自立できないからアフリカが発展しないと思うけど、そういう風に援助漬けにしてしまったのは、先進国のせいなんですよね・・・。
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ボノボ (のんこ)
2006-08-24 09:16:53
ボノボは人間と遺伝子が98%同じという、最も人間に近い生物だそう。

他の生物との決定的な違いは『仲間同士の殺し合いを絶対にしない』ことだって。

何かトラブルが起こったときは多彩な性行動で衝突を回避するんだって。

そんなボノボが内戦で兵士に殺され、森を奪われ、今世紀中に姿を消してしまう可能性がある・・・と。



援助をしてくれないなら・・・と言い出したのは地域の政治家。

村人のためを思っての言動だとは思うけれど、研究者に対しての発言とは思えずビックリしたよ。



途上国の人々にとっては、援助者も研究者も関係ないのね。

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研究者と住民 (mapouka)
2006-08-24 14:02:35
こんにちは,imonaoさんのブログ楽しいですね。お世話になってます。京都から来ました。



関心のある問題なので,一言。



ボノボは研究資金を活用して調査に行かれたはずで,援助と混同されても困りますよね。



たしかに,ODAのプロジェクトを大型の研究助成のように錯覚しているプロジェクトを過去にいくつか目にしました。ODA資金なのに,現地の人の生活のことは気にせず,論文の材料としてしか見ないのは,やはりへんですよね。



わたしが目にしたのは昔の話なので,今はそうした事例はなくなっていると思いますが,研究者は気をつけないといけないですね。



もう1つ,研究成果をアフリカに還元する努力はもっと強めないといけないとつねづね思ってます。



自然や人類学より,むしろ社会科学系の研究のほうが,現地の住民はもとより,現地の研究者や政府にさえ還元する努力が不足しているような気がします。



論文を主に日本語で書くので,やむをえない面もあるのですけれど・・・。



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mapoukaさんへ (imonao)
2006-08-26 02:45:40
研究者の方ですか。ご苦労様です

研究成果をアフリカに還元する努力、大変賛成です

でもJICAのプロジェクトには事前評価や事後評価などで大学の先生方が結構来たりしているので、いろいろ勉強になります。

「現地に還元」という気持ちがどれだけあるのかは、私は知りませんが・・・ 自分の知的好奇心追及のためにやっている人もいるのかな?

私も論文を書くことを勧められるのですが、ブログどまり
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調査の還元 (maouka)
2006-08-26 12:40:44
えっと,名前言っていいのかなぁ。わたしTCSFのOBSです。お世話になってます。



JICAや外務省等の評価,調査で研究者がアフリカにたくさん行きます。費用はODAでまかなわれていて,アフリカへの技術移転の一環のはずです。



しかし,この点は「動員」される研究者も,依頼主の日本の援助組織も,あまり意識にないようです。



調査団にアフリカ人研究者やコンサルを加えることはまれです(強く要求したら,実現しましたが)。



また調査結果の政府へのブリーフィングはかなり適当で,行われないこともあり,市民社会・住民へはブリーフィングし,コメントを求めることはないようです(的外れかもしれないのに)。



さらに報告書の翻訳をアフリカ側に渡し,コメントを求めるのが(少なくとも国際機関では)当然ですが,翻訳さえ行われないことが多いです(事後的に概要の翻訳がなされることはありますが)。



以上は3―4年前のことですので,改善されていることを期待しますが,どうでしょうか?
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なんだー (imonao)
2006-08-29 21:39:27
もぉー 誰かと思ったら。。。



無事アディスに戻りました

ハプニングがありましたが・・・

いよいよ明日帰国です



JICAの調査に関しては、「技術移転」の視点はかなり低いように思いますね。

日本人でちゃっちゃとやって、プロジェクトができあがったら説明する。

というか、プロジェクト本体以外の場合に技術移転目的があること自体、私は知りませんでした。そうなんですか?調査は調査だと思ってましたが・・・ODAはぜんぶ技術移転?

もし本当ならば、そんなことも知らずに調査団対応していた私は・・・

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