地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

僻地のお父さんたち

2007年02月27日 | sierra leone
カンビアというところに来ております

首都フリータウンから約3時間、のどかな田舎町(村?)です

いやー、暑いっす。

小さな町で(一応県庁所在地)、何もありません。
野菜がない。玉ねぎ、きゅうり、芋くらい。
肉はこの間、ヤギを殺めました。
私が、じゃないよ。シェフがね。

毎日、単身赴任のおじさんたち(とお姉さん1名)が自炊をして生活しています。
たんぱく質と野菜が簡単に手に入らないので、シーチキンの缶詰とか、日本から持ってきたふりかけとか、岩のりとか、冷凍野菜とか。
私は今日はカレー作ったけど。

こんな地の果てみたいなところに、私の父の年代くらいの人たちもちらほら、優秀な人たちが集まって、汗だくになって働いています。
70歳をこえた長老(笑)も元気、元気。

今日はある専門家と、私と同年代の娘さんや家庭の話などしながら、車でフィールドに出ました

こんなところまで来て働いているのは、家族のため、と思わずにいられない。

ほんとに頭が下がります


私も気合いで、現場に出た先の、その辺のご家庭のトイレを使用しました。

テントシートで囲まれた、青空ボットン便所。

意外に快適でした。

一緒にいた専門家の方から、「南米のプロジェクトでフィールドに出ずっぱりだったとき、チームの一員の女性はいつも傘を持って、その辺でトイレをしていた」と聞かされ、うーむ、それはできるかな?と真剣に悩みましたが。


汚い話はさておき、ここではJICAのプロジェクトが3本走っています(農業、水、コミュニティエンパワメント)。

2年前に植えたプロジェクトの種が、元気に花を咲かせているの

こうやってこの地に戻ってこれて、プロジェクトの進捗を見られるのは感慨深いものです

同時に、いかに2年前の私が浅はかだったか、経験不足だったかを思い知る、勉強の場でもあります

現場に出ると、いかに自分が未熟かを、これでもかと思い知らされる。



それはさておき、

なんせ、

買ったばかりのコンピューターが壊れ、ただいま激沈の私です。


さて、カンビアの夜は暇なので、これからkiyoさんとヨガでもやります

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2 Comments

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At Parestine (masaijp)
2007-02-28 18:29:18
テルアビブからメールしてます。
気候はいいし治安も良いけど物価は高いので生活はきつそうです。
パレスチナ側は(パレスチナとイスラエルについて書き出すとややこしいので省きますが)、ヨルダンの田舎町のようで、ここだったら住んでも良いな、と思ってしまいました。
穏やかな人たちが何故武器を持ってしまうのか、お互いに傷つけ合わなければいけないのか、考えてしまいます。
8年前ヨルダンで一緒に仕事をしていたスタッフにも会い、当時のことを思い出しながら、若気の至りに恥ずかしくなってしまいました(当時は若さ、今は馬鹿さで結局成長していない自分が情けないのですが)。
自分のまいた種が花を咲かせているのを見れるのって幸せですね。うらやましい。
後2日、有意義に過ごしたいと思います。
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お姉さん1名 (どど)
2007-03-01 05:25:49
です。現場訪問、ありがとうございました
雰囲気変わって楽しかったし、まいた種が育っているところを見ていただいて、こちらもうれしかったです
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