今日はいつもお世話になっている先輩の結婚式でした!
○ゲイさん、おめでとうございま~~~す
今日はちょっとある映画のお話を。
この間、某雑誌にDVD評を書きました。
なぜその雑誌名を明かさないかというと、読まれたくないからです。書評とか、まだ苦手です。難しい~
で、書いた映画は『ダーウィンの悪夢』
ご存知でしょうか?
アフリカはビクトリア湖の湖畔の町、タンザニアのムワンザという町が舞台になっているドキュメンタリー映画です。
アカデミー賞ドキュメンタリー部門にもノミネートされた。
しかし、映画って、すごく多面的な題材を、ある切り口から断面的に表現して、情報を操作したりできるんですよね。ドキュメンタリーだからって、ぜんぶ鵜呑みにしてはいけないんだなとこの映画を観て思いました。
ルービックキューブの一面を見て、たとえばそこが赤の面だったら、そこしか観なかったら、その全体も「赤なんだ」って思っちゃうでしょう。
というのも、この映画は「かわいそうなアフリカ」だけを映し出して、他のもっと素晴らしいところとか、美しいところは省いている。
きっとみなさん、観たら少なからずショックを受けて、アフリカはそういうところなんだ、と思ってしまう。
間違ってはいないことも多々あるけれど、普段から限られたアフリカの映像の中では、貧困とか飢餓とかエイズとか、悲しいことばかり。美しい部分、普通の部分は映し出されない。
アフリカ関係者からしたら、そんなに哀れな目でアフリカを見ないでって思っちゃいます。
でも、こういうことを伝えるのも大事だし、美しいアフリカを伝えるのもどっちも大事だと思う。
アフリカの話しが続きました。
見るのと聞くのとは大違いで、人は穏やかだし、優しいし、街は活気に溢れているし。
フランス語ができない自分が偉そうなことは言えませんし、いい所ばかり見ていてはいけないのでしょうが、やはり否定的には見れません。
これまでもこれできたし、きっとこれからこれでいくと思います。
ふつうの生活があって、ふつうの人たちがいて、そこに異邦人である自分たちが別の価値観を持って入ってきてる、というところからはじめないと絶対方向を見誤る、と思ってしまいます。
imonaoさんのものの見方、いつも自分を初心にかえしてくれて感謝してます。
後2週間滞在して東京に帰ります。
お気をつけて!
お戻りになられたら、是非ランチでも行きましょう~
ベンバの事務所はガラスが割れたまま、その隣の家の壁は銃弾の跡が生々しいですが、他の建物は塗り直したりして跡形もなくなっています。
街には日常の生活が戻っていますが、この日常が一瞬にして戦場と化す恐さは実感できません。
3か月毎に暴動が起こっているそうで、いつ起こってもおかしくない状況ではあるのですが、いまのところは平和です。
ナイロビより緊張感はないように感じます。
でもほんと、お気をつけて!