地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

Haitian Rhapsody

2011年12月24日 | haïti

Ah it's X'mas !

2回目になるハイチでのクリスマス。

上の写真はきっとこの国で一番か二番目にゴージャスなツリー。

豪華ホテルのロビーにて。

もうひとつの候補は多分大手スーパーマーケットの。

この程度なんだけど、ちょっとすごいって驚いた。

だって全然他にクリスマスの雰囲気ないんだもの。

ラジオから WHAM! やマライア・キャリーが流れてきたりもしない。

ああ、山下達郎が聴きたくなってきた。

 

外国人はここ1週間ほどでウキウキ、さささーっと、いなくなり、

朝は車の量がごそっと減り、

素のハイチが戻ってきた感覚。

 

今日街を走っていても、

 

ほら、

 

 

 

ふつー。。。

 

イヴも普通に果物や野菜を売る人々。

今日少しでも儲けられたら、食卓にはお肉がのるかね。

 

他人とクリスマスを共有する経済的余裕もない。

でも敬虔なクリスチャンが多いこの国では、今日、明日はみんな教会に行ってお祈りを捧げるの。

 

子どもたちはプレゼントをもらえるのかしら。

私のところには、「クリスマスに子どもたちに学用品を!」という懇願メールや電話が今月もいっぱい来た。

 

夕方になると、ペチョンビルの町の身悶える渋滞で、

みんないそいそと買い物しているんだなあと間接的に感じる。

クリスマスは強盗が増えるとも聞いた。

 

私は今年もお留守番。

去年は隣国ドミニカ共和国に週末脱出したけれど、

今年はポルトープランスで連夜パーティ。

昨夜行った RAM のコンサート、めっちゃくちゃ良かったー。

 

私、冬を避けて生きている人だから。

日本に帰ったばかりだし、お休みが来るのが2週間後だから、無理に今有給休暇をとらないで、待つ。

家族と過ごしている同僚や友達をちょっぴりうらやましく思いながら、

ペチョンビルのストリートマーケットの渋滞の中で、

2011年を振り返って、

家族や大切な友達のことを思う。

そんな今年の素朴なクリスマス。

さ、パーティ行こう。