地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

日本人でも入りにくい国

2010年03月07日 | united kingdom
実はまだロンドンにいます・・・

昨日ここからワシントンDCに飛ぼうとしたら
新しく導入されたESTAというオンラインシステムに登録していないから
今日は飛べないと足止めをくらった
ビザ免除の国のパスポートを持つ旅行者は
このシステムに登録しないといけないことは
昨年末2回アメリカに渡航したときに聞いていたけれど
いずれもしなくても入れたので
今回も、実は一度試したけれどよくわからなかったので、
まあ大丈夫だろうとたかをくくっていたのだ
そして本来なら 旅行会社や航空会社がアドバイスしてくれて当然のことであるのに
誰にも何も言われなかったのだ
まさか1日でもアメリカに入ることを拒否されることになると今まで思わなかったけれど
アメリカという国は本当に入るのが面倒くさい国になったと思った

ロンドンは私にとって肯定でも否定でもない街だと言ったら
生意気ととられるだろうか
嫌いではないし
好きな街並みもレストランもいっぱいある
でもまったく温かさを感じないのは
気候のせいだけではない筈だ
実際気温はめちゃくちゃ寒い
スーツケースは空港に預けられたままだったから
薄っぺらいコートでコーヒーをすすりながら
スリランカと比べて20度の気温差に震えた

ロンドンの建物のいくつかは好きだけれど
全体的に街に温かさが感じられないと思う
排他的な雰囲気さえたまに感じる
昨日の航空会社のカウンターのお兄さんの対応もすっごくきつかった
私がこんなトラブルに遭っているのだから
もうちょっと同情してくれてもいいではないか
スリランカののんびりした旅行会社は
うっかりして私にアドバイスするのを忘れたのか
そもそもESTAの存在自体を知らなかったのかも知れない
「去年アメリカに行っていたから聞いたことはあったけれど、登録しようとしても何だかわからなかった」というと
「では知っていたのですね」とぴしゃり
つまり登録しなかった当然お前の過失だと言わんばかりの言い方だった

私は飛べなかったことにちょっと狼狽しかけたけれど
気を取り直してすぐにロンドンの友達に電話をかけたら
「きゃーーー!来る前に今からダッシュで赤ワインとチーズを買いに行ってくるね!!」
という感動的な歓迎
2年ぶりに再会した友達のイーストエンドのアパートに着くと
温かいシャワーを浴びさせてもらって
喋り倒して
飲み倒して
8時間半も寝させてもらったから
今日はキャリーケースを手で持ち上げてエスカレーターを上がるくらい元気になった

さてまたヒースロー・・・
そうそう昨日 インフォメーションを掲示するボードが
ターミナル中で故障していて
旅行者はどこの搭乗ゲートにいくべきかわからず
ゲートに向かう入り口で
係の人が旅行者ひとりひとりにそれを口で告げなくてはいけないというお粗末ぶりだった
こういうところがイギリスのチャーミングなところですね

さて今日は飛べるかな