地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

MOTTAINAI

2006年02月21日 | swimming
久々に ワールド・スイム・フォー・マラリアのその後のお話・・・

コーディネーターが無責任に日本にいなかったせいで
たくさんの人にご迷惑をおかけし
私はもうどの面下げて水泳界を歩けばいいんだと思って帰ってきましたが
いろんな人に御礼していると
「良いイベントだったね」
「参加できてよかった」
「熱海さん 頑張ってたよ」
「今年もやらないの?」
と言ってくださいます

おかげさまで日本だけで 500万円突破
3万人以上が泳いだ

8000張以上の蚊帳が買える

コナミスポーツさんでは
12月3日全店舗入場無料でWSM開催
古巣JSSでも たくさんのプールで募金が行われた
おかやま国体では 国体史上はじめて募金
(木原光知子大先生のご尽力!
著名選手たちも40人くらい 
私の古いお友達はほとんど参加して
イベントを盛り上げて下さいました

普段は援助のことなど考えたこともない競泳選手たちも
自分が泳いだり 教えることでお金を集め
それを全額募金してくれた
交通費だって1円も払っていませんよ
FREESTYLE
中村真衣

あるプールのコーチが ちびっ子スイマーに
「あなたたちの歳まで生きられない子どもたちが 世界にはたくさんいるの
その人たちのために泳ごう」
って言ってくれた
子どもたちは一生懸命泳いで
大切なお小遣いのうち 100円を寄付してくれた

私にとっては マラリアは
本当に身近な人たちが死んでしまう
いつ自分にも襲いかかるか分からない すぐ隣り合わせの恐怖だけど
マラリアのこと 今まで聞いたこともなかった人たちが
事実を知って 行動に移してくれた


何かを残すことができたかなぁ


全然お金をかけないで
誰も儲からないで これだけできた


続けていったら もっと素敵なことが実現するんじゃないかと期待してしまうけど・・・
ホントに多くの人に「今年もまたやりましょう!」って言われるけど・・・

日本にいない私が 中心にいるべきではない
もう散々 色んな人にお世話になって
散々迷惑をかけてしまいましたから


うううー しかしもったいない
ねぇ、マータイさん